3年間留学に関するQ&A
- IELTSとはどのような試験ですか?
- ICETプログラム修了時のIELTS受験で点数不足の場合はどうなりますか?
- 卒業後、具体的な進学先としてどのような行き先が考えられますか?
- 在学中、保護者のオーストラリア訪問などは許可されていますか?
- 生徒の精神面でのケアはどうなりますか?
- 日本の親との連絡などはどの程度許されているのでしょうか?
- なぜICETのプログラムが、中学を卒業したばかりの高校生に向いているのですか?
- スポーツとか課外クラブといったものは、どうなるのでしょうか?
IELTSとはどのような試験ですか?
IELTSは主にイギリス、オーストラリアなどで採用されている英語能力判断テストで、読む、書く、聞く、話すといった言語の4機能を、時間をかけてテストする世界的にも大変優れた英語能力判定テストです。
ICETプログラム修了時のIELTS受験で点数不足の場合はどうなりますか?
過去の成果では、78%の生徒が5.0、40%の生徒が5.5以上に達しています。全員の平均は、3.3から5.1まで伸びています。よほど低い時点から出発するのでなければ、地道な努力を続け、オーストラリアの生活に溶け込めば、5.0までは充分に達します。達しない場合には、11年生に特別編入をさせてもらい、通常の学習の他に、課外での英語の特別訓練を義務づけられます。その場合の費用は個人負担となります
卒業後、具体的な進学先としてどのような行き先が考えられますか?
HSCの採点の中には、11年生、12年生の授業の中での成績、授業態度、課題の提出、課題の出来具合、出席などが含まれます。オーストラリアでは、どの大学のどの学部に入れるかは、HSCの結果で決まりますが、海外からの私費留学生の場合には、別枠があり、IELTSの点数のみで入学を許可されるところもあります。HSCを修了することにより、アメリカや日本の大学を受験することもできます。日本の大学は、帰国子女の枠での受験が多いです。ICETでは、大学受験のための小論文の書き方や面接の練習などの準備コースが設置されています。筑波大学、慶応義塾大学、津田塾、学習院大学、APU、創価大学、立命館、サンフランシスコ州立大学、シドニー工科大学などに進学しています。
在学中、保護者のオーストラリア訪問などは許可されていますか?
保護者の訪問は歓迎します。ただし、学習が優先されますので、訪問の時期や期間については、ICETの責任者と協議の上で決定してください。たとえ保護者の訪問であっても、他の生徒への影響もあり、生徒が学校を休む許可は与えられません。
生徒の精神面でのケアはどうなりますか?
ICETの大きな特徴は、生徒への行き届いたケアという部分です。生徒は全員ICETが選んだ家にホームステイします。ホストファミリーとICETのスタッフの間には密接な連絡があり、学校と家との両方で、生徒の生活ぶり、学習ぶり、精神的な状態などが細かに観察され、何かあればそれに対しての対処がスムーズに実施されます。
日本の親との連絡などはどの程度許されているのでしょうか?
保護者の方々には、生徒とホストファミリー、そして、ICETのスタッフとの交流を奨励しています。連絡は、電話、手紙、ファックス、Eメールなどいろいろな方法で出来ます。ただし、留学することには英語学習だけでなく、自立し、自律心を養うという大きな目的がありますので、過度の連絡はプラスにならないこともあります。サポートの仕方などについては、事前のオリエンテーションで説明させていただきます。
なぜICETのプログラムが、中学を卒業したばかりの高校生に向いているのですか?
ICETのプログラムは、高校生のみを対象とし、高校生のニーズに応えて考案されたプログラムだからです。ハイスクールという学校の規律の中で、高校生を教える訓練を受けた先生から授業を受け、ICETの全面的なサポートのある環境の中で学ぶことができるからです。
スポーツとか課外クラブといったものは、どうなるのでしょうか?
オーストラリアのハイスクールでは、いろいろなスポーツやミュージック、ドラマ、ダンスなどを楽しむことが出来ます。練習の時間は朝だったり、ランチタイムだったりまちまちですが、みんな楽しく練習し、その練習の成果を発表したり、対抗試合に出場する機会がたくさんあります。
スポーツならば、バレーボール、バスケットボール、卓球、サーフィン、乗馬、フットボールなどがあり、他の学校と試合をする競技もあります。球技、水泳、陸上競技などは、優れた選手は周辺地区から州大会まで進んでいきます。
ドラマ、ダンス、ミュージック等は、学校の発表会の他に、いろいろな学校が参加し、競争できる機会がたくさんあります。
サッカー、ラグビー、クリケット、野球、ソフトボール、水泳は、学校よりも地域のスポーツクラブの方が中心になっています。毎週土曜日に練習したり試合したりします。オーストラリアの地域社会に溶け込むためには、こういうクラブに所属することを奨励します。