深く結ばれた絆

投稿日:2013年12月7日

この1年の間には、深い絆が生まれます。

生徒たちは、徐々に自分を開き、自分が仮面のイメージを作る必要もなく、本来の自分を隠す必要もなく、自然の姿でいられることに喜びを見いだします。

それと同時に、友達作りも、断られるのではないかとか、きらわれるのではないかといった不安も徐々に薄らいでいきます。あたってみよう、やってみればなんとかなる、それがダメなら、他の方法を考えらればいい、友達になれる人はほかにもたくさんいると割り切ることもできるし、さらにチャレンジしてみることもできます。自分の変化を楽しむこともできるし、自分が起こす変化に感動することもできます。そんなひとつひとつの過程と成功が次のバネになっていきます。

そんな自然体の自分を作るのが早ければ早いほど、自分の周りにできるいろいろな絆に気付くのも早い時期に起こってきます。

自分を開放せずに怖いと思えば、なおさらに自分を閉じ、知っている友達に依存し、その友達を離すことができなくなり、硬直状態から抜け出せなくなります。不思議なものです。

新しい友情と絆は、生まれれば生まれるほど、毎日が楽しいくなります。

この笑顔とこの涙は、その築いてきた新しい絆の象徴でしょう。

ホストファミリーであれ、学校の友達であれ、先生であれ、築かれた絆をここを去ったら終わりにするのか、維持するのか、さらに濃いものにするのかは、みな、それぞれの意識と望み次第です。絆は、その人の多いな財産であり、その人を創るものとなります。

この留学を通して、日本にいた時には、「うるさい」「うざい(生徒言葉です)」と煙たがったり、何も考えずに甘えるだけ甘えていた両親に対して、改めて深い感謝を抱くようになり、離れている間に絆が深まったという生徒たちもいます。思うだけでなく、感謝の気持ちが、言葉と行動に移しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ノリコさんから、そんな心境を語った感想が、寄稿されました。原文のままです。

It was the day of our graduation yesterday. Thank you so much for coming everyone. I can’t still believe that I have to leave here, Australia, in 2 days. I still remember when I came here for the first time, it is like a couple of months ago. I have seen many differences from Japan in Australia, such as freedom, school and friendship. Sometimes I cried, got angry and upset, but I laughed, impressed and was happy more. My host family was always taking care of me so much. I really enjoyed talking, BBQ, beach, boat, shopping…. everything!!!! I was so so so glad to see you, Penhorwood family. When I come back to Australia, please welcome again :) I can’t imagine we will be separated from next week… I am already missing you, but I will show you my big smile in the last day.  Thank you so much for giving your big love. I love you.

This my first journey will be finished soon. However, it was the biggest and best one forever! I’d like to say thank you to everyone who helped me this year. 

My mum and dad, thank you so much for giving me such a wonderful opportunity. You are amazing parents more than everyone think.

 Love to my 2 families, ICET, friends and Australia <3

Suzanne,

 

「今までで一年間本当にありがとうございました!あっという間に過ぎて、でもとっても濃い一年でした。困った時はいつも相談に乗ってもらったり助けていただいたり、ありがとうございました。

この一年は刺激がいっぱいあり、時には困難にぶつかって涙を流したことも少なくはありませんでした。でも新しい国に飛び込んで、日本と全然違う文化、人々に触れて学んだ事は本当にたくさんあります。来たはじめは日本が便利過ぎたので、たくさんのことに困りました。最初はトイレやバスにさえ文句がでていたものです、、ホストとの関係で悩んだりもしました。でもこの一年オーストラリアで過ごしているうちに自分たちも少しずつ分からないように成長していると思います。性格がすごく積極的になった人もいます。私はこんな経験ができて本当に嬉しいです。

日本に帰る時間がだんだん迫ってきています。一年も外国にいたのでなんだかもう一度留学する気分です。この旅は難しくなるかもしれません。オーストラリアで学んだ文化は日本のものと全く違うものもたくさんあります。その文化の違いをよく理解して上手く取り入れながら生活しなければいけません。しかし、このオーストラリア留学の経験は一生私達の心に残るでしょう。この一年は私達22人にとって一生で1番大きな一年間でした。

 

日本にいる父さん、母さん1年間も日本から応援ありがとうございました。二人の支えと助けがあったからこの留学はこんなに素晴らしいものになりました。この感謝はもう言葉にできないほど大きいです。ほんまにありがとう。

ICET2013のメンバーになれて本当に幸せでした!日本でバラバラになってもみんなまた集まりましょう(^ν^)ありがとう。」

 Suzanne Fujiwara

以上、Suzanneことノリコさんからでした。

 

 

 

 

 

 

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