オリエンテーション初日
投稿日:2014年1月22日
4日間のオリエンテーションの目的は次のようなものです。
① チーム作り
1年間同じ目的で同じ目標(各自の最高の成果を得る)で編成されるグループは、信頼と温かな気持ちで結ばれた結束があれば、すばらしいチームとなります。全員の力が結束すれば、そのダイナミックなエネルギーは爆発的なものとなり、留まるところを知らないものとなります。
そのために必要なものは、それぞれが心を開き、オープンな姿勢を持つことです。
友達への信頼、先生たちへの信頼、ホストファミリーへの信頼、みな、学びに深さを増し、将来への可能性を大きく広げるものです。
1年の留学には、様々なことがついてきます。山あり谷あり、チームの全員がしっかりと結ばれていたら、どんな大きな山も越えられます。そして、一緒にたくさんの山を越えていく仲間たちは、生涯かけがえのない友となります。
この4日間は、その絆をがっちりと結ぶためのものです。
② Comfort Zoneを抜け出る
”Have a Go” という言葉が英語にあります。ゴチャゴチャ、クシャクシャと思い悩まず、ともかくやってみよう、という意味です。
エイヤ~!と思い切ると、いろいろなチャレンジに飛び込むことが可能となります。この4日間には、いろいろなセッションやactivitiesが用意されています。その中には、自分の居心地のよい心境、身体の状態から抜け出ないと体験の真の効果が得られないものがたくさんあります。
恥ずかしさや、体面や、体裁などを考えて、モジモジしている時間はもったいない。やってみたら、なんとかなる。そして、飛び込むから楽しい、という感覚を得たら、またやりたい、もっとやりたいという気持ちに自然になります。
③ 全面的に飛び込む
留学のすばらしい成果を得るためには、飛び込むしかありません。それも、中途半端ではなく、100%自分を注入して。
何事も、自分が注入しただけのものしか戻ってきません。中途半端なら、戻ってくるものは何もないかもしれません。しただけ無駄ということになりましょう。
100%注入しても100%戻ってこないこともあるかもしれません。でも、100%注入した時には、それが無限大のものとして戻ってくる可能性がたくさんあるのです。本当に飛び込めば、結果は、計り知れなく大きな大きなものとして自分に戻ってきます。
飛行機に乗って地理的に移動したこともすでに大冒険だったかもしれません。でも留学は、そこに身を移しただけでは、そして、そこに住んでいるだけでは、恵みは得られません。どれだけ自分がいろいろな体験をするかが成功への鍵です。
④ 1年のジャーニー(心の旅)
留学すると決心したその瞬間からジャーニーは始まっています。次の11ヶ月間にどんなことを体験するのか。どんなことが起こることが予測されるのか。向かい合う困難とはどう向き合えばいいのか、どういう心構えを持っていたらいいのかなど、いろいろ考え、議論し、心に落とす。
⑤ 留学を成功させるためのヒント
などをこの4日間でこなしていきます。
早くホストファミリーに会いたいという逸る気持ちと、うまくいくだろうかという不安を持ちながら、体面が金曜日までお預けになっているのですが、この4日間は、信じられないほど早く過ぎていくことでしょう。
昨日の写真をこの後に掲載します。