勉強してますよ
投稿日:2014年3月13日
一体、子どもたちは勉強しているのだろうか….
このブログの内容が行事に関することが多いので、そんな心配をしてみえる方々もいらっしゃるかもしれません(笑)。
していますよ、たっぷりと。そして、行事や活動もたっぷりと用意されています。
行事は体験。体験は人を作ります。情報は意味を持って初めて知識となります。体験があって知識は初めて知恵となります。
留学の時間は限られています。その中で、どんな体験をするかは、何に遭遇するかで大きく決まってきます。
行き当たりばったりに遭遇することは、思いがけないだけに、そこから得るものはとても大きくなる可能性は大です。同時に、偶然であるだけに、否定的な結果になったり危険を伴ったりすることもあります。おおまかの線が敷かれていて、でも、その中で自分が選択し、自由に動け、いろいろな体験が次から次にできる環境があれば、確実に体験できる場と範囲が多いに広がり、成長が約束されます。
学校教育のひとつのメリットは、先人の知恵や知識や専門性をふんだんに盛り込んだものを体系的に学習できることです。その最たるものは授業と課外活動です。オーストラリアの学校が楽しいのは、授業が流動的で、生徒主体に考えられていることが日本人の生徒にとっては、極めて新鮮だからでしょう。
英語学習の授業も、多くの活動を取り入れ、それぞれの生徒の学習方法の強みを強調し、より未発達な部分を発達させることを意図しながら、グループ活動における協力と交流を通してより刺激を与える方法、また、個人で考え、深さを表現する方法などいろいろなことを組み合わせ、より学習に深みと広がりをもたせていきます。
授業で学び、行事や課外活動で実際的な技術や能力を広げながら向上させ、キャンパスライフやホストファミリーとの生活は、シナリオの無いところで、自分の世界を自由に広げ、同時に、言語能力も高めていきます。
実際に技術や能力を広げていく行事や課外活動は、たくさんあればあるほど体験の度合いと得るものは大きくなります。生徒は、楽しい楽しいと言っていますが、その楽しさは、参加し、身体を動かし、新しいやり方や方法を学び、多くの人々と交流し、実地に体験することから来ています。
自分の意見を構築するためにたくさんのことを調べ、情報を吟味し、ひとつではなく角度を変えて眺め、意見を交換し、発表する場もふんだんにあります。最初は、いやでいやでたまらない自分の意見を言うということが、とても楽しくなってきて、より高度で意義のある情報をみんなに提供したいと願うようになってきます。
授業に向かう子どもたちの顔が生き生きしているのは、それだけ、学ぶことを楽しんでいるということでしょう。
授業内容は、追って、徐々に掲載しましょう。
再び課外活動について、今日は、SRCの合宿に行っている様子の写真を載せます。スー先生とビアセット先生に撮っていただきました。リーダーシップ研修です。Team buildingのためのactivityや、4月の終わりにあるHarmony Weekの計画、また、年間の計画などについての話し合いを2日間にわたって持ちます。中庭には、かわいい訪問客もあったようです。