初めてのWorking Bee
投稿日:2014年8月3日
土曜日のWorking Beeの感想が、届きました。
Good timingですね。
「こんにちは、葵です(*^^*)!
もうすっかりオーストラリアの生活にも慣れだんだんと帰国日が近づいて来ました(;_;)
そんな中、私は先週の土曜日にworkingbeeというボランティア活動に参加して来ました!
今回のWorking Beeではゴミを拾ったり木々を集めたり、大木を並べたり、図書館の横の所に壁を作る為に綺麗にするという内容でした!
途中土を運んだり力仕事もちらほらとありましたがとても楽しかったです。
Working Beeの後は、房枝先生が持って来て下さったご飯と卵で卵かけご飯や、ケーキや唐揚げ、海藻サラダなどを食べました!
オーストラリアに居ると生たまごはorganicでないと食べないほうがいいということで、卵かけご飯はなかなか食べられないのでとても美味しかったです!
私は今回が初めての参加だったのですが、また次のworkingbeeにも参加したいと思いました!!!」by Aoi
ありがとう、アオイさん。
楽しかったですよね。この次も参加してくださいね。楽しみにしています。
卵のことについては、少し説明が要りそうですね。
世界の多くの国々同様、人口の増加だけではなく、ファースト フード ショップの急速な発展で、鶏肉と卵の需要は極めて大きくなっていて、その需要に応えるために、放し飼いではなく、檻に入れられたり、限られたスペースの中にたくさんの鳥が飼われるようになりました。
より早く成長し、より多く採卵できる方法が工夫されている中で、鶏に抗生物質が投与されたり、遺伝子組み換えのコーンや不自然な餌が与えられたりしているということは、すでによく知られた事実です。
日本やオーストラリアも、その流れと違うものではありません。オーストラリアでは、放し飼いで飼われ、遺伝子組み換えのない餌を与えられている鶏の人気が高まってきています。この方法で採卵されている卵も、育てられた鶏の肉も、まったく問題の無いものです。
それにも関わらず、私自身が、卵も鶏肉も、オーガニックでなければ口にしませんので、生徒たちにも、生卵を食べるのであれば、どの面からも絶対に安全を保障できる有機のものを食べなさいよと伝えています。
そういうことを言われているのと、日本の方法でご飯が炊ける折があまりないので、「生卵をかけたご飯を食べたい」という声が生徒たちから出ていました。こんな簡単なことで願いが叶うのであれば。。。
ということで、オーガニックの生卵、オーガニックの鶏肉で唐揚げを作った次第です。
ここ数十年の間に、食品の隅々までが科学調味料、合成添加物、遺伝子組み換え食品で汚染されてしまっていたことがここ数年徐々に明らかにされつつあります。その浸透ぶりは驚くべきものです。それ故に、それを生活から一掃することは簡単ではありません。
一体、誰がこんな世の中にしてしまったのか、その人たちの社会的責任は問われないのか、とても不思議なのですが、「経済成長」という国家、社会が軸としているものがあるので、それに貢献したということになれば、一般人の健康への害は、無視されるものなのでしょう。
先日、40%を超える高校生が成人病の予備軍であるという数字があるということをご紹介しました。それならば、今高校生である若者たちがその危険を知っておくことが大事ですので、できるだけの注意は換気したいと思っています。卵もその一環です。
説明が長くなってしまいました。