「大きな日」
投稿日:2014年11月14日
ユズさんから、写真と一緒にブログへの記事が届きました。
パフォーマンスが終わり、家に戻ってから早速に書いてくれたものです。
「今日はわたしにとって少し大きな1日でした。
少し大きな出来事1つ目は、最後の選択授業。
昨日はパスの最後の授業、そして今日はテキスタイルという裁縫の授業が最後でした。ミセス エヴァンスが私たちのためにケーキを買ってきてくださいました。
この1年間で、私たちは ブランケット、ワンジー、そしてショートパンツを作りました。実は、わたしもかよも、初めは違う選択授業を希望していました。しかし、その授業は定員いっぱいで、マーニング先生が私たちをテキスタイルの授業に入れました。昔から裁縫が苦手嫌いだった私たち。当然、初めのほうは文句ばかり言っていました、笑。
でも、回数を重ねるにつれて、布を縫うのも上手になってくるし、先生にもすごく褒められて、だんだん毎週月曜日の作業の日を楽しみにするようになりました。ケーキを買ってきてくださったり、さみしくなるよ、って言ってくれる先生や生徒たちと一緒に授業ができて本当にラッキーだったと感じました。特にエヴァンス先生には感謝しています。
今日も「2人がショートパンツを完成させなきゃいけないから」と通常、生地などについての授業をするところを作業に変更、そしてほぼつきっきりで作業してくださいました。あともうちょっとで完成!という時にベルがなってしまい、どうしよう、、と思っていると、「2人はもう少し残れる?」とまさかの居残り授業。ボタンをつけ終えて、仕上げのアイロンをする最後の最後まで一緒に手伝ってくださいました。
かよもわたしも、出来上がった瞬間は「出来たーーー!」って感じで、今までで1番くらいの達成感を感じました。ハイテンションのわたし達はそのまんまアイセットの先生方のところへ直行、自慢させていただきました、笑。
みんなやホストからもすごく褒められました。ケアンズトリップで履くのがすごく楽しみです。私たちにテキスタイルのクラスを選んでくださったマーニング先生に感謝しています。
そして2つ目はパフォーマンスナイト。日本語の授業をとっている9年生の生徒たちと8個のグループを組み、授業でやった短い劇をホストファミリー達の前で披露しました。
私のグループは4番目、緊張しながらも、なんとか台詞も全部言えました。残念ながら、私のホストファミリーが到着したのは、私のグループのパフォーマンスの直後で、見てもらうことができませんでした。でも、とても楽しい時間を過ごせました。協力してくれたデイビットソンの生徒たちにありがとうを言いたいです。
ついに明日は最後の授業日です。ケアンズトリップに向けて、少々興奮気味ですが、集中して授業を受けて、いい締めくくりにしたいです。」by Yuzu
ユズさん、ありがとう! 言葉のひとつひとつから、心のときめきと興奮ぶりが伝わってきます。
外部からお客様が見えた際にご案内しながら、この「Textile 繊維と生地」の授業を数回訪問したことがあるのですが、そのたびに、Evans先生が、「カヨとユズは、私のベストの生徒よ。すばらしいの。この二人がする作業は、とってもていねいで、繊細で、きれいな仕上がりなの!」と二人を誉めておられました。
ICETの生徒たちがそのように誉められることは、とても嬉しいことです。
「直行で自慢しに」というこの瞬間。裏話があるのです。オフィスに飛び込んできた二人、嬉しさのあまり、まさに直行でMr. Manningの目の前に行き、勢い良くスカートを腰までめくりあげたために、マニング先生は、何が起こっているのかわからず、反射的に大慌てで顔を手で隠し、「顔から火が出る」という表現がピッタリなほどに、真っ赤に。
居合わせたMrs. Biasettoと私は、そのなりゆきの面白さに、ころげまわるほどに大笑い。
ケアンズで使うためのこのショーツ。模様も手触りもとてもすてきな生地。探し求めて得た日本製とのこと。履き心地は、抜群のものとなりましょう。