ケアンズ便り2
投稿日:2014年11月18日
11月17日。
シドニーはとても賑やかでした。
ブリスベンでのG20の国際会議終了後、世界で最も影響力のある女性とされるドイツのアンゲラ メルケル首相やインドのモディ新首相がシドニーでのイベントや講演会に出席。
インドでは、政権が変わってから、ヨガとアユールベーダを担当する省が新設されて大臣が任命されたとのこと。モディ新首相の人気は高く、昨日は、2万人を越える聴衆が彼のスピーチを聞くために集まったとのこと。
キャンベラでは、中国の習近平国家主席とアボット首相との間で、両国の自由貿易協定が締結されました。十年越しの交渉の結果ということですが、ここ10年でオーストラリアにおける中国の存在は、あらゆる面で大きくなり、両国の関係は強化されてきています。貿易の規模は極めて大きなもので、中国と豪の関係はますます切っても切れないものとなりましょう。
日本でも5月の安部首相訪豪の際に自由貿易協定が締結されています。
20年前の日本とオーストラリアのすばらしい関係を知る身には、中国の力が目に見えて大きくなる一方で、日本の影が薄くなっていく印象があるのは少々寂しく、日本の若者たちに、将来、もっともっとこの国との関係を発展させていって欲しいです。
ケアンズから届いた2日目の写真です。