Yr 8 Language Day

投稿日:2012年6月9日

NSW州の公立の学校では、外国語の学習がハイスクールの最初の2年義務付けられています。

オーストラリアが今後アジアとの関連を強めることが予測され、アジアの言語を義務付けるという政策が議題になってきています。日本語を学習する需要は15年前ほどから下火になってきていますが、また、盛り返すといいですね。

DHSには、日本語とイタリア語があるので、7年生と8年生の間は、そのどちらかを選択します。

日本語を選択した生徒たちは、ICETの生徒たちを招き、「Japanese]の教室に招き、日本の文化について、また、簡単な日本語を直接に教えてもらえる機会があります。ICETの生徒たちにとっては、交流の機会であり、また、自分たちが担当のグループを指導できる機会でもあります。

イタリア語は、担当の先生に加えてDHSの教頭先生のお一人がイタリア人。奥様もお手伝いにいらしてイタリア語の教室ではイタリア文化についてのお勉強。

どちらも丸1日(6月7日)がかりでの「文化の日」でした。ICETの生徒たちが関わったのは、1時限目だけだったのですが、わずか1時間足らずの「本番」のためにICETの生徒たちが準備に費やしたのは、英語で説明するための英語のレッスン、役割分担を決めるための時間、そして、教室のセットアップなど数時間。

普段ESLの先生方が、授業のためにかける準備の時間がどれだけ必要かを生徒たちは、理解したかもしれません。1時限だけで終わってしまうことが惜しまれたようです。

DHSの8年生は、その後、空手の訓練を受けたり、取り寄せた日本の「お弁当」を味わったり、「千と千尋の神隠し」を観たりと盛りだくさんの「文化の日」。

先日のトトロで不燃焼ぎみだったICETの生徒たちは、「千尋」のことを聞いた途端に、「見たああああい!」。お気の毒様。また、この次の機会ですね。

 

 

 

 

 

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