12年生Half Yearly
投稿日:2013年3月16日
NSW州のハイスクールは、試験は年に二度です。
成績が発行されるのも年に二度です。
12年生は、去年の10月から、HSC Courseという特別なコースで勉強しているので、3月のこの時期が半期の考査になります。2週間続きます。
個人的に選択できる科目は、10単位です。通常5教科ですが、たくさんの種類の科目があるので、テスト期間は、2週間となります。学校には、その間は、テストを受けに出てくるだけ、あとの時間は、家で学習。
コウメイ先輩のアドバイスにあったように、シラバスを愛読書とし、各教科のサマリーを作成し、ひたすら練習問題に取り組むことです。
ICET/DHSの生徒たちには共通の科目が3つあります。
ESL。これは、Englishの代わりで、必須です。ESL (English as a Second Languge)とはいえ、Englishとほぼ同じ内容のものをします。ただ、クラスの全員が、英語を第二言語とする生徒たちなので、英語を母国語とする生徒の中で競合するのとはちょっと違います。高い点数と高い順序が得られる可能性大。
JBS。これは、日本語を母国語として聞きながら育った生徒のための日本語です。いろいろなテーマの教材を使い、読書したり、議論したり、意見をまとめたり、エッセイを書いたり、漢字の練習をしたり、正確に質問に答えるという練習をします。
ESLとJBS、英語と日本語は、ICETの言語学習の両輪です。これによって、3年間外国にいても、ある程度きちんとした日本語を維持しさらに発達させていくことができます。
HSCの試験教科であるESLとJBSを同じ学校で履修できる学校は、広いNSW州中、ICET/DHSしかありません。日本からの留学生には、将来に持っていく言語の発達上では極めて大事なことであり、HSCの点数を確保する上では極めて有利となります。
そして、数学。NSW州では数学は必須ではないのですが、ICETの生徒たちは、全員、数学を履修します。
あとの2科目は、それぞれが好きな教科を選択します。11年生で3教科選んだうちから、12年生になった時に、1教科捨てています。「ビジネス・スタディーズ」「経済学」「フランス語」「文化と社会」「家庭とコミュニティ」「スポーツとレジャー」「歴史」「マルチ・メディア」などから2教科を選択しています。
月曜日から2週間、体調を崩さないように、適宜に運動をとりながら、息抜きしながら、がんばってください。