SOPA 2

投稿日:2013年6月14日

SOPAは、今晩も行われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラマに出演のユウキ君とユウマ君の写真が撮れなかったのは惜しかったです。カホさんは、この2日間での出場回数が11回だったとのこと。

SOPAは、1994年にスタートしたということですから、今年で20年目を迎えることになります。

このお二人の女性は、極めてパワフルな方々です。右側は、モクサム先生。ICETがDHSに拠点を構えることになった時に、DHSの校長先生でした。Ms. Tornado(竜巻先生)というあだ名が付くほどに、彼女が行った改革は、当時では、非常に大胆なもので、その改革方法は、その後、いろいろな学校で取り入れられることになりました。

現在は、Fort St. High Schoolというシドニーで最古の名門校の校長先生です。

 

 

ICETは、当時、設置のために3つの学校が候補にあがったのですが、最終的には、このモクサム先生がいらしたDHSに決まりました。その後のDHSにおけるICETへの支援は、学校のグローバル化を目指す創設当時の大きなビジョンに礎があります。

SOPAもモクサム校長先生のアイディアで始められたものです。ご自身が音楽家でおられるので、造形芸術への支援はことさらに強いものだったのでしょう。SOPAは、DHSに来る生徒には毎年起こる当たり前の行事なのですが、こんなことをこんな規模でしている学校は、ほかにほとんどありません。そのことが、DHSがNSW州で最も有名な造形芸術高校であることの所以でもあるのでしょう。

昨年引退されたMr. Peadeと一緒にそのビジョンを実践に移されたのが左側のMrs. Obergです。Mrs. Obergは、NSW州の音楽界に大きな貢献をされてきた先生です。ICETの大勢の生徒たちが、Mrs. Obergにかわいがられ、本当に大事にされてきました。このお二人が並んでみえる瞬間は、私にとっても極めて感慨深いものです。

SOPAにおける高校生の芸術性、その才能は、本当に驚くべきレベルのものです。単に踊りや音楽のパフォーマンスのレベルだけのことではなく、また、形の美しさのみを追求するものでもなく、社会性と芸術性を組み合わせて新しいものを作りあげる創造性が極めて豊かなものであり、諧謔的・皮肉的なものの見方を、ダンス、演技、音楽の中にいともたくみに表現する様は、感性の鋭さと頭の良さがなければ、到底そこに至るものではありません。それを高校生のレベルでする、できる、ということが、信じられないほどにすごいことです。

ICETの生徒たちが、その舞台に毎年歓迎されていることは、いろいろな意味でありがたいことです。

今日の最後の写真は、昨夜舞台から降りてきたばかりでまだ興奮に包まれている瞬間のものです。

 

 

 

 

 

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