Yr 10 Formal

投稿日:2013年11月14日

Debutanteというフランス語の言葉があります。

18世紀の頃から、貴族や上流社会の令嬢たちがある年齢に達すると、社交界にデビューするために催される特別なパーティです。そこには、その地域全体で、花婿候補の青年たちがたくさん招かれます。デビュー(debut)すると日常日本でも使われている言葉は、ここから来ているものです。

上流階級の華やかな風習は、名前や形を変えて徐々に世界に広まり、オーストラリアでは、高校生活の一部になっています。

義務教育を終えた高校生は、Senior(大人として扱われる新しい世界)に移行するために、イブニング・ドレスとスーツで、3コースの夕食とダンスが企画されます。DHSの場合、こちらは学校行事ではなく、保護者と数名の生徒代表の企画です。

高校を卒業する12年生たちは、学校生活を終え、人生の次のステップに移るために、さらに華やかなパーティを開きます。 こちらは、学校行事で、大勢の先生方も参加します。

11月13日には、この両方がたまたま重なりました。

ICETの10年生たちは、提供してくださるホストの家に集まって、着替えたり、お化粧したりして、まずは、Jensen家(ユウマ君がお世話になっているファミリー)に集合。ジャンセンさんのお家では、毎年、写真撮影ができるようにと、大きなバルコニーを開放してくださいます。今年で、3回目になりましょうか。そこから、バスで会場に出発します。

生徒たちは、何ヶ月も前から、この日を楽しみにしていました。

サエさん、コロコシアン先生、スー先生からいただいた写真を掲載します。

 

 

 コロコシアン先生の引率が付き、帰宅は真夜中だったのですが、それでも、全員、今日は、きちんと学校に登校していました。当たり前とはいえ、DHSの10年生の多くが学校に来ていなかったということなので、それと比較したら、偉い!、さすがは留学生と誉めたくなります。

みな、夕べの世界が夢の中のことに思えたのかもしれません。制服に戻ってはいても、なんとなく夢心地にあるような感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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