おめでとう、あゆみさん

投稿日:2013年11月26日

ICETの卒業生、渡辺あゆみさんが、オーストラリアの大学を修了しました。

DHSを卒業し、その後、La Trobe UiversityでEnvironmental Management and Ecology (環境管理と生態学)を勉学し、コースを修了しました。

オーストラリアの大学は、ブリスベンにあるボンド大学以外は、すべて国立です。入るのも難しければ、卒業するのはもっと難しく、勉強しなければ、遠慮なく、バサバサと切られます。

La Trobe Universityは、キャンパスがメルボルンを中心にビクトリア州のいろいろなところにあり、あゆみさんがいたところは、Woodonga/AlburyというNSW州とビクトリア州の境にある町です。シドニーからは550キロほど離れています。町の真ん中に境界線があり、同じ町なのに、片方はWoodonga(ウドンガ)と呼ばれ、もう片方はAlbury(オーベリー)と呼ばれ、郵便屋さんが困りそうな町です。

そこで、3年間がんばったあゆみさん。動物や海洋に関わることが大好き。高校を卒業する際に、将来したいこと、学びたいことがたくさんあり過ぎ、選択を非常に迷い、最終的に選んだのが、このコースでした。

オーストラリアの大学には、世界各国からたくさんの学生が集まってきます。英語が母語でない学生は、たくさんいます。大学側も、外国から来ている学生たちにできるだけの成果を出して欲しいと願うのは当然です。彼女がいたキャンパスでも、「留学生のためのエッセイの書き方」のマニュアルを作成することになったようです。あゆみさんは、サイエンス分野のエッセイを英語で上手に書くので、そのマニュアル作成のお手伝いをして欲しいと大学から頼まれたほどです。

修了して日本に時に帰国するあゆみさんを迎えにいらしたご両親に今日お目にかかりました。

お母様の里佳子さんとは、この6年間、書簡になるのではないかと思うほどたくさんのメールのやりとりがありました。

母が娘を想う心、自立していく過程において母が娘にできること、小さな頃の数々の美しい思い出、子どもたちに託す夢、女性として生きて行く中で起こる人生の様々な局面など、時に北海道から、時に長野から、時に姫路からと、旅路においての日本の四季と自然の美しさに生きる道を重ねたものなど、数知れず、たくさんの場面を分けていただきました。

おめでとうございます。あゆみさんにとっても、遠くで支えるご家族にとっても、その大変さは筆舌に尽くし難いものであったことでしょう。それを乗り越え、ひとつの大きな達成を見たことに、心からの賞賛と祝福を贈ります。

 

 

 

 

 

 

 

日本からご両親が見え、

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る