卒業しました!!
投稿日:2013年12月6日
1年のプログラムが終了の時期を迎えました。
12月5日、卒業式が行われました。すべて、生徒たちの手作りです。
その手始めは、舞台作りから。縁の下の力持ちとは、まさにこのこと。しっかりとネジ留め。
まずは、軽食を楽しんでいただくことから。みなさん、巻き寿司が大好き。あっという間に売れます。軽食の準備は、すべてスー先生とフィオナさんが買い物も含めて2日間をかけて。ここにも、陰の力持ちがいます。
司会進行役MCは、ミホさんとタカラ君。準備中に一体、何度変更があったことか。その度に、臨機応変に対応。日本から来てくださった親御さんのために、英語と日本語の両方で。すばらしい司会ぶりでした。
カホさんのクラリネット演奏は、「Caprice for Clarinet」という曲。 5本のクラリネットのために書かれた曲だということです。1本のクラリネットだけでは寂しいのでは。。と、背景にすばらしく美しい写真がメロディに乗って流れました。ミズキさんが、あっという間に作成。今回使用したビデオのほとんどが彼女の制作。進行の全部で、PCの操作をしたのは12年生のマオさん。ここにも裏方さんたちの力が。
生徒たちにとって、とても楽しかったことのひとつは、DHSの10年生と寸劇をしたことです。台本をみんながもらったのが、10年生とカレーを作った時でした。日本語を習っているDHSの10年生は、日本語で。そして、ICET の生徒たちが日本語の助っ人に。ICETの生徒たちは、英語で。DHSの生徒が、手伝ってくれます。内容の設定は様々ですが、テーマは、10代の子どもたちが生活の中で出会う倫理のジレンマを扱うものです。最後の締めくくりは、あえて開けてあり、生徒たち自身が考えます。
全グループの寸劇の発表会が11月に予定されていたのですが、行事やその他の授業の都合で流れ、何度か試みはあったもののの結局、その日が取れないまま、最後に卒業式の出し物としてひとつを演じることになりました。
今年は、日本から4家族の方々が卒業式に来てくださいました。再生することも再現することもできないこの卒業式の時間と感動は、この瞬間だけです。それを共有してくださったことは、本当に貴重なことです。
岩壁様が、英語のスピーチをしてくださいました。内容の詳細は、別途掲載させていただきますが、この貴重な体験を、そして、揺れ動く気持ちを日本に戻って将来のためにどのように上手に調整していくべきか、日本で出迎える親御様のお立場からのお話でした。この1年でお父様とそう変わらなくなるほどに背が伸びたナオキ君からお父様にプレゼントが渡されました。
Mr. Kolokossianは、様々な思い出を。「一番驚いたのは、到着後のオリエンテーションでの最初の食事。自分たちが取り終わり食べられる状態にあっても、先生たちが取り終わって揃うまで、誰も手を付けずに待っていてくれたこと。今まで一度もなかったことなので、そのマナーに先生たちは大感激。今年は、絶対いい年に違いないと直感したけれど、その直感は、まさに当たっていた」ということから、クラスの中でのおもしろい状況など、笑いが満載。この内容もご紹介したいですね。
これから、何回かに分けて、ご報告します。