文化の違いは楽しい

投稿日:2013年12月10日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーストラリアの生徒たちが、今朝、韓国経由でシドニーに帰ってきました。

みな、すばらしい体験をして、「人生でこんなに充実していた時はなかった」「もっと長くいたかった」「またすぐに戻りたい」と言って。

数日前に耳にした言葉ばかりです。

土・日に日本に戻った生徒たちは、1ヶ月ではなく1年滞在したのに、まったく同じことを言いながら、日本に戻っていきました。

それほどに、きっと、文化の違う外国での暮らしというのは、それだけ刺激に満ちているのかもしれません。

1ヶ月とか1年とか、期限が限られていることが、特別と感じさせるのかもしれません。

16歳の感性が豊かさを倍増するのかもしれません。

その地の人でないこということが、特別感を抱かせたり、あるいは、特別に扱われることで、自分の存在感をより鮮明に感じるのかもしれません。

言語をまだ完璧には使いこなせていないことで、周囲から特別な優しさを得ることが自分を特別と思わせるのかもしれません。

次から次への知らない人と友達になっていくすばらしさを味わうからかもしれません。

自分の世界がどんどんと広がっていく冒険心が満たされるからなのかもしれません。

新しい言語を習得していく過程が目に見えるからなのかもしれません。

毎日が、新しい達成をもたらしてくれるからなのかもしれません。

毎日が、決まりきったことの繰り返しではないからなのかもしれません。

いずれにしても、若者たちは、外国に出て、そこの地で新しい友人たちを作り、広い視野で物事を見ることを覚え、多くの異なる価値観を学び、自分の世界を開いていきます。

日本人の若者たちがオーストラリアで。オーストラリアの若者たちが日本で。なんてすてきなことでしょう。

彼らの大きな達成の陰には、それをお膳立てしてくださる大勢の学校の教職員の皆様、毎日の生活を暖かく包んでくださるホストファミリーの皆様、そして、毎日をとてもすてきな友情で包む学校の生徒たちの大きな愛と尽力があってのことです。

ありがたいことですね。

そんな中で、若者たちは、どの文化にも対応できるグローバルな人間として成長していきます。

こんなふうに自由に行き来ができる時代に、そして、そんなことを可能にする豊かな国に生まれたことに、そして、たくさんの人々に愛されていることに感謝ですね。

 

 

 

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