4日間の研修で得たこと

投稿日:2014年1月25日

日本でもない、オーストラリアにもまだ入りきっていない空間で過ごした4日間。

新しい出会い。共同生活。身体的な快適さを奪われるような活動。怖さを振り切って思い切らねばならなかった活動。今まで考えたことも表現したこともないようなことを突きつけられ、それを言葉にしていく活動。怖さを素直に見つめ、それを消化していく活動。仲間と協力しなければできない活動。心にあるものを手が動くままに絵にしていく活動などなど。。。

たくさんの種類の活動をこなし、ストレスもあったはず、プレッシャーもあったはず。

敢えてそんな4日間を留学に始めに通ったのは、一体何のためだったのでしょうか?

生徒たちにどんな気付きがあったのでしょうか。感想の一部をあげてみます。

「新しい友達ができて、さらにもう一つの新たな自分が生まれてきているような気がして、思ったことをどんどん言えるようになってきた。友達との会話も、今までとは変化して、自分から色々な話題を出せるようになった。」

 「留学への目標をいつも忘れないことが大事だと思った。みんなの前で以前よりも発表することが怖くなくなった。」

「なんで研修なんてあるのかな、早くホストと会いたいのにと思っていたけれど、いざ始まってみると、普段全然考えないようなことや、自分のことや、留学の目的や目標などをたくさん考えさせられた。研修をしないでホストと出会い留学生活を始めたのと、研修を済ませた今とは、大きく違っていると思う。なぜ、研修があったのか、よく見えてきた。これがあって良かった。」

「どんな留学にしたいのかがもっと明快に見えてきた。そして、お互いに支える仲間がたくさんいることが心強い。」

「新しい友達がたくさんできた。本当に、早く英語を喋れるようになりたいと改めて感じた。」

「始めは緊張して質問とかに応えられなかったけれど、何度も発表する機会を持つうちに、少し慣れてきた。これからは、積極的に意見を出すようにしようと思う。」

「積極的になることは、自分の中の大きな壁だった。それが、言葉を簡単に発することができ、積極性も出てきた。1つ階段を上れたと思うととても大きな成長だと感じる。」

「わからない時に、へらへら笑っていることはないか、というMr. Kolokossianの問いかけは、自分に身に覚えがありすぎることなので、これからは、自分をごまかすことなく、わからなければわかるところまで聞きなおそうと思った。」

「みんなが意見をどんどん発表していく活動だったので、そんな考え方もあったのか!と何度も思わされた。」

「高所恐怖症だけれど、ロッククライミングに挑戦した。やってみたら、こんなにも面白いものなんだと感じた。これから、いろいろなことに挑戦するぞ、という勇気が沸いた。」

「先生たちも同じ宿舎で出会った現地の人たちもみな優しい。たった3日間なのに、もう自分の英語が伸びてきていることを感じる。」

ICETのクラスのみんなは、家族なんだと言われてびっくりした。なぜならば、留学前は、全員が敵になるのではないかと思っていたから。」

「実は自分から知らない人に話しかけるのがとても苦手だったのに、このセッションを通して、自分から積極的に話すことができるようになった。」

「英語で先生たちと自由に話せるようになりたいと切実に思った。」

「インストラクターの先生たちの説明がみなわかりやすく、明るくてとても優しいのを感じた。」

「セッションやアクティビティを通して、友達や知り合ったばかりの人たちとたくさん話ができるようになり、話し合って助けることができるようになった。」

「来る前の恐怖がだんだんと消え、周りの目を気にしなくていいのだということがわかってきた。ロッククライミングで上りきった時に、みんなから拍手をもらえたのがすごく嬉しかった。」

 「毎日新しい人と接し、過ごすことに努めた。それは、この1年でとても大事なことだから。自分の世界を広げるためにも、新しい人と話をする勇気を持つためにも。でも、不安がなかったわけではない。結果として、そうすることが、とても楽しいことだと知った。楽しかったのは、それが自分の選択で、そこに新しい自分が生まれてきているのを感じたから。」

「コロコシアン先生の英語がわかりやすく、ジェスチャーもたくさんあり、先生の英語にだんだん慣れてきたような気がする。」

「ゲストのMiss Gの授業では、改めて自分について考えるいい機会になり、いろいろなことが深く心に残った。グループの仲間と協力しなければできないことが多く、自分のことも、仲間のことも知るようになり、もっと深くつながった。」

3日目のセッションでカードに書いたことは、今までの一番の悩み、不安に思っていたことだった。それをあのような形で話し合い、どうすればいいのかの案がたくさん出て、気持ちがとても軽くなった。」

「自分に対して問いかけるようなものが多く、深いことを考え、自分がpositiveに考えられるようなものをもらった。こんな機会をもらえてとても良かった。」

「自分の心配事を紙に書いて破るだけで、もっとがんばれそうなイメージが湧いてきた。」

「詩人でミュージッシャンのインストラクターのセッションは、まさにグローバルな味わいのあるものだった。音楽も好きな音楽で、英語も一緒に耳に入ってきて、活動内容も充実していた。」

「人見知りじゃなかった自分が、さらに人見知りではなくなり、これからホストや学校でたくさんがんばれそうな気がしてきた。」

3ヵ月後の自分に手紙を書くなんてしたことがなかったけれど、いざ書いてみると勝手に手が動いて、気付いたら紙の最後の行まで書いていた。それだけ、3ヶ月後の自分に期待している自分がいるんだなと思い、とてもpositiveになっている自分がいた。」

「短い期間で留学前の心得のようなものを学んだ。自分には留学の明確な理由があるけれど、それを友達と話し合っている過程で、自分の肩に力が入りすぎていたのが、少し和らいだように感じる。」

「自分の悩みは、考え方次第で変わっていくものなのだということに気付かされた。今まで悩みは、一つ残らず消していけばいいのだと思っていたけれど、今は、違う。悩みもあって自分なのだ、と気付いた。」

「初めて出会った人達たちと少しでも深く打ち溶け合えた。そこには、たくさんのきっかけがあったけれど、ICETの研修生全員がやる気があり、自らが積極的になれたことが大きな要因のひとつとなったと思う。そんなみんなに先導され、自分もまた一歩進み、チームビルディングが如何に大切かがわかった。自分がここで過ごしたことの意味を忘れず、これからの1年の一日一日を大切に生きたい。」

 感想は、まだまだ続くのですが、今日は、このへんで。

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