学校生活が始まった

投稿日:2014年1月31日

昨日から、本格的な授業が始まりました。

ICETのプログラムは、1週間の半分が英語を上達させるための授業、もう半分が、デイビッドソン・ハイの選択授業から成っています。

英語を上達させ、学習に生活に使えるようにするための時間は、次のようなものです。

ESL:読む、聞く、書く、話すの4分野において全般的な英語の知識を付けるための授業。

Function of English:状況に応じて使う表現や言い回しなど、機能的なものを学習する授業。

Academic Reading:高度な学習ができるようになるための読解力を付ける授業。

Academic Listening:高度な学習ができるようになるための聞く力を付ける授業。

Academic Writing:高度な学習ができるようになるための書く力を養う授業。

Global Issues:世界のできごとについてニュースを聞きながら学習し、環境や社会問題や世界のあり方などに関して学び、発表したり議論したりする授業。

Reading & Literature:読書を楽しみ、「韻」などの節回しを覚え、ミニ・プレイなどの劇をする授業。

Mathematics:数学も英語で履修します。

以上の教科は、Global Issuesを除き、2つまたは3つのクラスに分かれて学習します。

 残りの時間は、DHSの生徒と一緒に履修する選択教科と呼ばれる教科で占められています。

 音楽、ダンス、ドラマ、マルチ・メディア、ビジネス・スタディーズ、木工、体育、美術、フード・テクノロジー、オート・モービル、繊維とデザイン、歴史、文化と社会などの教科の中から各自2つ選びます。

昨日からこれらの授業が始まり、日本とはまったく異なる授業運びと、現地の生徒たちの様子と、飛び交う英語に目は白黒。

ダンスや音楽のように、さっそくにも楽しいと感じられるものもあれば、先生が何を言っているのかさっぱりわからない、これからどうなるのだろうかと心配だけが募る授業もあります。

最初の頃は、さっぱりわからない、というのが通常の状態です。これがサポートを通して、同時に、英語が上手になるにつれて、徐々に理解ができるようになっていきます。DHSの先生がたも、ICETの生徒たちが通る過程を理解され、それなりに導いていってくださいます。生徒が熱意を示せば、先生がたの支援にも熱が入ります。

 水曜日の午後は、7-10年生までの全員がスポーツをします。

Rec Sportsと呼ばれるレクリエーション的なスポーツを好む場合には、3週間ごとにいろいろなスポーツを体験するMoose League、スカッシュ、フィットネス、サーフィン、ゴルフ、ビーチや森のウォーキングといった種類があります。費用がかかるものとかからないものがありますが、1名に付き年間200ドルまでICETで補助します。それを超えないように上手に組み合わせて選ぶこともできますし、200ドルを超えて個人負担となってもしたいものをするという選択もあります。

野球やサッカーなどノックアウトという対外試合を好む場合には、毎週、よその学校に遠征したり、あるいは、よその学校からDHSに試合に来ます。勝ち進めば、チャンピオン戦まで行きますが、負けたら、そこでチームは解散となります。

グレード・スポーツというのがあります。これは、2学期と3学期にかけて、やはり対校試合をするものです。これは、負けても勝手も、最後の最後まで試合を繰り返します。

ノックアウトとグレード・スポーツは、DHSを代表するものなので、かかる費用はすべてICETがカバーします。

以上が学校でできるスポーツです。オーストラリアには日本の学校のようなクラブが無いので、スポーツは、すべて、地域社会で主催されています。サッカー、野球、バスケットボールなど。

生徒たちを預かってくださっているホストには、地域のサッカーや他のスポーツのコーチをして見える方がよくおられます。

費用は、スポーツの種類によって違いますが、1学期(だいたい10週間)で200ドルから250ドルくらいです。ユニフォームや靴を揃える場合には、そこにさらに100ドルほどかかります。本格的にスポーツをしたい生徒たちは、地域でのスポーツに参加するのもいいでしょう。

スポーツを楽しみ、たくさんの友達を作りたいという場合には、学校が提供しているもので十分に楽しめます。野球は、ICETの生徒たちの活躍で、この次は、州大会というところまで漕ぎ着けたこともありました。

 

 

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