大きな拍手に迎えられて

投稿日:2014年2月5日

今日は、全校集会がありました。

800人のDHSの生徒と先生方が、ICETの生徒たちを歓迎するために開かれた全校集会です。

「ICETの生徒たちがDHSで楽しく学習できるようみんなで暖かく包んであげましょう」というパティンソン校長先生のウエルカムに続いて、昨年の末に日本に短期留学したJustinとMattが、日本での体験について話をしました。その内容は、ぜひ日本でお世話くださった方々にお伝えしたい内容なので、別途掲載しますが、Justinは、「ボクは、みんなに助けてもらって本当にすばらしい体験を日本でさせてもらった。だから、今度は、ボクがみんなでICETの生徒たちが英語を学べるよう助けを出す番だ。だから、みんなも協力して」と全校にそれを呼びかけていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JustinとMattが、ICETの生徒たちの名前が呼ばれ、一人ずつ前に出て全校生に紹介されました。

ICET代表としてのスピーチは、手をあげたショータロー君とアサナさんが。

ショータロー君は、ホールに響き渡る大きな声で自己紹介し、大阪名物のたこ焼きの話や、英語を学ぶためにここに来たので、早く話せるようになりたい、みんなと友達になりたい、友達になろう、と力強いスピーチをして、みんなに手を振りました。DHSの生徒たちは、それに拍手大喝采で応えました。

アスカさんは、2020年のオリンピックの通訳になることをめざして、そのためにこの学校に3年間英語の勉強に来た、と自分の夢を高らかに告げ、これまた大喝采。15歳の少女が、800人のオーストラリアのハイスクールの生徒に向かって、自分の目標とすることを伝えたことは、きっと多くの若者たちになんらかのインスピレーションを与えたことでしょう。

昨日卒業生としてご紹介したヒロマサ君の夢は、留学時代から阪神タイガーズの通訳になることで、「その目標があったことで、1年間自分のやる気を維持することができた。そして、スペイン語の学習にも、これからポルトガル語に挑戦するにも、そのやる気の源泉になっているのは、その夢と目標である」と言っていました。

ここのところ、目標、自分のなりたいもの、したいことの話が続いていますが、明白な目標を持っていると、動きやすい、学習しやすい、どこにエネルギーを注入していくかがわかる、ということで、向上心や努力の維持を図ることができ、常に高い自分をめざしてよりハードに学習することを可能するものだということがわかります。

 とてもすてきなアセンブリーで、スピーチの内容や、全体のICETへの暖かな雰囲気に感動して目頭が濡れたほどでしたが、涙を流したのは私だけでなく、Mrs. Biasettoも感動で涙が出てきたということでした。

アセンブリーでは、14日のバレンタイン・デイのために、バラやチョコレートを学校のオフィスで販売しているので、注文は早めにといったコントめいたアナウンスメントがあったのも、いかにもオーストラリアらしい雰囲気のものでした。その14日は、水泳大会なので、一体、プールサイドでどのような光景が展開されるものやら。。。

去年の生徒たちは、DHSの生徒たちと特別によく交流していたので、その恩恵が今年にも巡ってきそうですが、同時に、今年の生徒たちの真剣な努力は、この2週間本当にすばらしいものだったので、彼ら自身の意志と努力で、必ず、上手に交流していくことでしょう。今日は、そんな確信がしっかりともてました。

午後は、スポーツ。

一人を除いて、全員がクリケットに挑戦。始めて挑戦するクリケットが結構上手だったこと、DHSの生徒たちと積極的に交流していたことなど、参加ぶりは極めてよく、ICETの先生として誇りを感じるものだったと、Mrs. Biasettoからのコメントがありました。

今までにも増して良いスタートを切っている、とても良い1年になるという予感がビンビンと来る1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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