御礼
投稿日:2014年5月18日
ブログ更新を数日怠ってしまいました。
時間と優先とWiFiへのアクセスとの3つから、ブログが更新できていないことはとても気がかりでした。特に、シドニーいる生徒の皆さんは、まったく忘れ去れているような感覚を覚えているかもしれません。
いえいえ、I miss you very much but I trust that you are doing well.
さて、岡山の保護者の皆様、お忙しいところ、万障お繰り合わせ説明会、報告会にご出席くださいましてありがとうございます。
遠く離れていますので、実際にお顔を拝見し、お話をさせていただくことは、大変にありがたいことであり、貴重な時間でした。
特に、良いご報告ができます場合には、本当に心が弾みます。
現在1年間のプログラムで留学中の生徒たちの親御様のほとんどは、初めてお目にかかる方々で、毎日一緒にいる生徒たち、親御様、そして、私たちの3つが繋がったことで、より子どもたちへの理解を深めることができました。
ここ20年で800人近い生徒さんたちをお預かりした体験を通し、親子と家族の健全な絆は、子どもの成長、後の人生の根本を司るものであることを深く信じるようになっていますので、お預かりしているお子様たちの親御様のお顔を拝見し、お声を拝聴し、そして、お考えを伺うことは、何よりも貴重な時間となります。
お忙しい中をお越しくださいましたことに、心から御礼申し上げます。
また、新たなエネルギーがプラスされました。良い形でお子様たちの上に返還できるように精進いたします。
ブログへの皆様からのコメントは、とても励みになるものであり、更新に力を入れ、日々の生活の様子をお届けできるよう精一杯の時間配分を考えます。
中に懐かしい数名のお顔があり、卒業生であるお姉さんたちも一緒に出席してくださったのは、また、違う大きな喜びでした。
留学中は、みな、その渦中にありますし、16歳という年齢ですので、それが未来にどう続いていくかは、根本的な姿勢以外、まったくわからないところです。
でも、大学生になって、そして、社会で働くようになって、留学中とは一味も二味も、そして、一回りも二回りも大きくなって再開できる姿には、大きな感慨があります。
留学から戻った生徒の物の考え方、取り組み方、生き方は、そうでない生徒との間に目を見張るような隔たりがあるとある先生が言われていましたが、本当にその通りです。
シドニーに戻りましてから、改めて、ブログでいろいろなことをお伝えしたいと思っています。
3Lの生徒の皆さん、ほんのわずかな時間でも会う事ができて、とても嬉しかったです。日を改めて、皆さんへのメッセージを送ります。
今回の訪問中、お会いくださいました方々に、心から御礼を申し上げます。
この次は、シドニーからです。ごきげんよう。
2014年5月18日
房江先生
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?ICET2004年留学生の春奈です。
今日はどうしても先生に感謝の気持ちを伝えたくて。
今まで何度かお会い出来る機会がありましたが、思いが言葉にならなくて、メールになることお許し下さい。
早いもので、ICETの生徒として留学してから約10年が経ちます。それだけ月日が経った今でも、当時、自分の中に吸収したこと、出会った人々との繋がりがずっとここにあります。ここにあるだけでなく、むしろ、吸収は成長へと、出会った人々は一生の友人・宝物となりました。これは、ひとえに、ICETと房江先生がいてくださったからだと思っています。私に、人生での素晴らしい機会を与えてくださり、ありがとうございました。本当に感謝してもしきれません。
来年、ついにオーストラリアへ帰ります。決断するまで悩み、葛藤しました。自分は何がしたいのか?何が出来るのか?その選択で本当に良いのか?後悔しないのか?でも人間、覚悟すると変わりますね。ただチャレンジあるのみです。
臨床、福祉、介護の分野で学び、最終的には、人々をサポートしながら社会へ貢献する仕事を持つことが目標です。
次に先生にお会い出来る時には、私らしくキラキラ輝いていれますように。
長くなりましたが、先生、御体に気を付けてお過ごしください。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
春奈
2014年5月20日
春奈さんへ
コメントを送ってくださってありがとう! もう10年が経つのですね。あなたがスカウトで活躍していたこと、ホストマムのBerniceさんとの
深い結びつき、一生懸命授業に励んでいたこと、とても懐かしく思い出します。
私が、卒業生に感心し、感動するのは、自分の生き方を本気で模索し、どんな形で社会に貢献できるかを真剣に考え続け、それを実践する
方法を試行錯誤しながらも、体当たりして生きている姿です。
そんな若者たちの情熱に、本当に心打たれます。
助産師として、人間の誕生の感動や母親となる人々の人生を毎日自分の手で受け止め、何年も何年も考え、苦しみ、悩み、母親になるための教育を普及させることに生涯をかけようと決めた卒業生。
プロのサッカー選手を目指して何年も修行を積み、何度も折れそうになりながらも自分の情熱を信じ、そして、遂にアメリカのカレッジからフルスカラーシップのオファーを得た卒業生。
何年も何年も海外派遣を夢みて日々の仕事に励み、なかなか回ってこない役目にジリジリすることがあっても、仕事に励み、遂にその役目を得た卒業生。
いずれもここ数週間のニュースです。
あなたも、10年の思考と試行の中で、ひとつの結論を出したのですね。
オーストラリアで逢える日を楽しみにしています。キラキラ輝くあなたを。