“Society & Culture”
投稿日:2014年8月27日
DHSの11年生と12年生の選択授業の中に、”Society & Culture” 「社会と文化」という科目があります。
文字通り、世界中のいろいろな民族の文化や、社会がどう成り立っているのかとか、歴史の中で何が継続してどんな変動があるのか、民族と宗教についてなど、大変おもしろいことを扱う科目です。
その教科で、‘Cross-cultural’(異文化との交流)について学ぶ箇所があり、ぜひとも、ICETの生徒たちとのインタビューをさせて欲しいという申し出がありました。
願ってもない申し出。DHSの11年生は、日本という異文化の国から来た生徒たちと直接話すことで課題をこなすことができるし、ICETの生徒たちは、英語学習の授業で学んだ語彙や文法、whichで繋げる構文や仮定法を使って、日本の地域社会についての紹介。そして、こちらに暮らしてみて感じた日本との違いをDHSの生徒たちとディスカッション。
両方の生徒たちにとって、生きた学びの時間です。
あまり接触することのない11年生との最初は、ちょっと緊張気味。でも、話し始めた瞬間に、その緊張はどこかに飛んでいってしまったようです。
Mr. Kolokossianが、みんな話に夢中になっているので、途中で「ストップ。次の人と交替」と声をかけにくいというほどに、弾んでいます。輝いている表情から会話の楽しさが伝わってきますね。
日本の正確に動く交通機関といつも遅れがちなこちらのバスを比較しているペア、住宅街には店がたくさんあるほうがいいのか、それとも樹木に囲まれていたほうがいいのか便利さと自然環境のどちらを取るかの議論をしているところ、人間の数だけある車の数について、これも便利さと物質やエネルギーの消費についての議論や食べ物の違いなどを話しているところ。いろいろな話題が出ていました。
メモを取るためのノートを持ってきた生徒も、それは脇において、話に没頭。