「幸せへの道のりは自分が開くもの」

投稿日:2014年10月14日

人生には、本当にたくさんの選択肢があります。

そのどれを選ぶか。誰もがいろいろに迷うことでしょう。

自分の好きな道を選ぶことには、なかなかの勇気を必要とすることもあります。でも、その勇気を貫き通したからこそ、結果が付いてきます。

マオさんが、自分がしたいことにまっしぐらに進んで、次の目標に進む関門を通った今日、このタイミングで、先輩の頓田大樹さんからメッセージをいただきました。ご紹介しましょう。

オーストラリア留学を経て

 1996年、ICETからDavidson High Schoolに1年留学をしました。現在34歳でオンライン英会話スクール、留学エージェンシー、外国人職業紹介事業所、日本語学校などの事業を行いながら、ネパール人学生をサポートするNPO活動も行っています。また執筆活動も行っており2015年1月にKADOKAWA中経出版より英語発音を発声から学ぶ「英語声」という書籍を出版します。

私が今こうやって様々な国際ビジネスを展開させることが出来ているのも、オーストラリア留学の賜物だと感じています。特に価値観を形成しやすい高校時代にオーストラリアの現地校で過ごした1年間は、私に広い視野を与えてくれました。物事を一つの方向からではなく、色んな方向から捉える癖がつきました。またそれによって日本の素晴らしさを新たに認識することにもなりました。私たちは日本人として生まれただけで、それはとても恵まれているのです。

価値観の形成

私は価値観こそが人生を最も左右する要因だと思っています。価値観で出会う人も、またその関係も変わります。人間知らない世界のことは想像する事も出来ませんし、それが自分の選択肢になることも決してありません。例えば、「出来るだけ良い大学に進学して、良い会社に就職し、良い給料を貰い一生の安定を得られる」という考えからは「若いうちに出来るだけ自分の好きなことを追求し、それを一生の生業とする」という視点は生まれないでしょう。どちらが正しいかは関係なく、あくまで人は形成された価値観の中で人生を送ります。オーストラリア留学を経て私が得た価値観は、「人には人其々の幸せがあり、その幸せへの道のりは自らが切り開いていかなければ到達出来ない」という価値観です。

日本人として生まれたこと

人間、誰にとっても自分が生まれた国は特別と感じます。例え戦争の真っただ中に生まれた人で、海外へ逃げ出した人でさえ母国に対しては特別な愛情を抱きます。しかし私が言う「戦後の日本人として生まれた幸せ」とはそれだけではありません。私たち日本人はなろうと思って頑張れば何にでもなれる条件を持っています。自分の好きな場所で好きな事をして生きていくことが出来ます。さすがにアメリカ大統領は難しいでしょうが。宇宙飛行士になりたいと思ったらなれます。マッキンゼーのような大企業で働きたいと思ったら働けます。また南国での〜んびりと暮らしたいと願えば、その願いも叶うでしょう。

私たちは平均的に世界最高水準の教育を受けられ、世界最高水準の情報力があり、世界最高水準の生活力があります。知りたいことは調べればなんでも分かるし、アルバイトをするだけで月20万円は最低でも稼げます。そして行きたい国があれば、大体どこへでもスムーズに行くことが出来ます。こんな恵まれた国民はなかなかあるものではありません。近年成長が著しく、GDP(国内総生産)が世界2位の中国でさえ、国民はこんなにも恵まれてはいません。十分な世界基準の情報が与えられず、行きたい国に行くのにいちいちビザ申請しなくてはならず、提出書類も膨大で申請期間も数カ月を要し、ごく限られた富裕層しか海外に出ることすら出来ません。成りたいと夢見ても、生まれた環境で色々と制限されてしまいます。中国ですらそうなのですから、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシアを除くその他のアジア各国は更に厳しい現実があります。私たち日本人はスタート地点から相当優位に立っているわけです。そしてそれだけではなく、私たち日本人にはかなり高い水準の人間力が元々備わっています。そしてその人間力が戦後、日本を一気に世界最高水準の国に押し上げました。

「やってやれないことはない」という言葉が通用する日本国民は本当に幸せだ。こういった考えもオーストラリア留学がきっかけとなり、世界中の人と接する仕事に就き、先進国から最貧国まで世界中、沢山の人や文化に触れた結果、感じ取れた大切な教訓です。

留学生へのメッセージ

私が今留学している、またこれから留学される方へ伝えたいことは一つ。

自分の好きな事を追求できる環境が与えられていることにしっかりと感謝し、全ての出会いを最大限に利用して下さい。出会いがあなたの人生を形成します。

以上、頓田さんからのメッセージでした。上海へのご旅行から戻られた瞬間に書いてくださったものです。価値観、そして、日本人に生まれたことのありがたさが綴られています。それを活かすのは、自分次第です。留学という極めて特異な体験をご両親から与えていただき、それをどのように消化するのか。。。年月が必要な人もいましょう、紆余曲折することもありましょう。でも、最終的に、みな、自分に帰することです。

好きなように生きるためには、それだけの勇気、努力、負担、責任、重荷が伴います。でも、それは、「自分を生きる」ための代償なのでしょう。

こちらが、Dr. D. English Educationのリンクです。

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