Welcome to ICET 2015

投稿日:2015年1月15日

ICETの2015年のプログラムが開始になります。

ようこそ!

このプログラムは、留学生だけでなく、ホストファミリーも先生たちも、そして、日本のご家族も、みな、一緒に成長していくプログラムです。

日々新しい体験を積み、日々考えることがたくさんあり、日々感じることがたくさんあり、日々学ぶことがたくさんあり、みんなが協力しながら、共に歩んでいくプログラムです。

でも、主役は、なんと言っても、留学生たちです。彼らの人生は、この1年で大きく変わります。いろいろな意味で。

どう変わるかは、今はまだ想像もできないでしょう。それでいいのです。この1年の体験がどういう意味を持つかは、最後の最後になってからでなければ実際には認識できないことです。

そして、どういう成長をもたらすかがわかるのは、留学が終わって、日本に戻ってからのことです。

要は、留学中は、体験の中に自分を思い切って投げ出し、その瞬間瞬間に得られることを体で、心で、頭で、感じ取ることです。

それが、想像もできない大きな実りをもたらすのです。

シドニーには、真っ白なキャンバスが用意されています。さて、それぞれが描く絵は、今年は、どんなものになるのでしょう?

楽しみですね。。。

毎年がユニークで、毎年が特別なのですが、2015年は、ICETにとっては、ほんの少し、普段よりも特別な年となります。先日、多くの卒業生が成人式を迎えられたように、ICETも、今年20歳の誕生日を迎えるからです。

全体に見たら、あっという間の20年でした。でも、個々にみたら、そこには、いろいろな物語が詰まっています。すばらしいこともたくさん、そして、悲しくて切ないこともたくさんありました。 みんな、「人間」が成長していく上での、人生の物語です。

本当にいろいろなことがありました。

16歳の少年、少女が、ご両親から離れて、すべてのことが違う異国の地に1年間移り住むのですから、いろいろことが起こってまったく不思議はないのです。ここでの1年の生活は、人生の、人間の営みの、縮図と言っていいでしょう。それこそ、たくさんのことが起こります。そのひとつひとつが、みな、人間の側面を表すものであり、学びの機会となります。

最初の頃の卒業生の多くは、結婚され、お子さんたちが生まれ、ご自分のファミリーをもたれています。中には、もう十代のお子さんをお持ちの方々もいらっしゃいます。Facebookという便利なツールのお陰で、去年、今年は、特に、結婚された方々、パパやママになられた方々がたくさんいらしたように感じました。20年の歳月の長さをこんなところに感じます。

去年の10月から11月にかけて、「16歳の留学のその後」というテーマで、留学後のことを書いてくださるようお願いし、多くの方々が原稿を送ってくださいました。心から御礼申し上げます。留学中のストーリーはたくさんあるのですが、その後については、なかなかとチャンスがありませんので、貴重な資料となります。ありがとうございました。

書いていただいた原稿は、現在ニュージーランドの大学で勉学中のコウメイさんに全面的な協力をいただき、日本語から英語に、そして、英語から日本語に翻訳され、すでに完了しています。

20周年の行事として、8月15日の夕刻に岡山で、そして、16日の夕刻に東京で、卒業生の同窓会が開催されることになりました。卒業生だけでなく、ご両親も、パートナーも、お子さんも参加していただけるものです。ぜひとも、今から日程の中に組んでおいてください。

皆様が書いてくださった原稿は、その時に冊子にして、お配りしたいと思っています。

 今日は、11年生になる二人が、今、この瞬間にもシドニー空港に降り立ちます。

今週末には、シニアの生徒たち(11年生と12年生)の3日間のオリエンテーションがあります。

そして、来週には、新しい留学生たちが到着します。

いよいよ、2015年のプログラムの始まりです。

いろいろな決意を新たに、がんばっていきましょう。よろしくお願いいたします。

 

 

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