私の週末3
投稿日:2011年5月31日
続々と寄稿が入ってきます。これも写真付きです。
「最近、寒くなってきました。ユキです。
このWEEKENDの土曜日から、校外でもダンスを始めました。
Cityの知らない場所に独りで行くことは初めてだったので不安でしたが、無事にたどり着くことができてほっとしました。
レッスンでは先生も生徒さんもよく声をかけてくれて、ダンスを通してこれからもっとコミュニケーションがとれたらいいなと思います。
Davidsonの学校のダンスのほうは、来週と、7月と9月の舞台に向けて練習をがんばっています。
日曜日には、cityの見学に行き、まず最初にSYDNEY TOWERに行きました。
そこからは360°シドニーが見渡すことができて、そこから見える景色はすごく綺麗でした。また行きたいなと思います。
そこは恐竜の化石や骨や鳥や昆虫、さらには石、宝石などの興味深いものがたくさんありました。オーストラリアにはいろんな種類の動物がたくさんいてすごいなと思いました。」 by Yuki
以上、ユキさんからの寄稿でした。
DHSは、ダンスと音楽で有名です。ダンスをするためにDHSに来たユキさんは、たくさんのダンス・プログラムに参加しています。
2週間後には、SOPAという「音楽とダンスとドラマの祭典」という催し物が控えています。今は、リハーサルが盛んに行われ、今週は衣装を着けることになっています。SOPAの後には、シドニー北区(ハーバーブリッジ以北)のすべての学校のダンスグループが参加する公演が2週間にわたってあります。幸いにも、ユキさんたちが踊る演目の会場はDHSの近くなので、授業には支障がありません。
7月にはWollongongというシドニーから2時間ほど離れた港町で、ロック・エステッドフォドのコンテストがあります。ロック・エステッドフォドは、参加校が1年かけてミュージカルを制作し、競演する場です。音楽もダンスもストーリーもその学校独自の創作です。ストーリーには、社会的な意味があることが条件です。
DHSは、NSW州の中で常にトップを争う学校なので、プレミアム部門という、一般の競争無しに、最初からトップクラスに属しています。テニスのシード権のようなものですが、DHSは、永久シード権を持っているというところです。
9月に最後のコンテストがあります。これは、もう目を見張るような作品がたくさんあり、プロ級のものがそのレベルを競います。過去にもこのロック・エステッドフォドにICETから参加した生徒が何人かいます。ダンサーでなくても、舞台づくりで参加する生徒もいます。今年は、ユキさんとユカさんがダンサーとして参加していますが、「とても楽しい」ということです。
その後、11月末から12月にかけて、DHSのダンスグループは、州の南に5日間ほど旅をします。小学校をまわって、そこで、ダンスの楽しさを小学生に教えるのです。こうした、上下のつながりは、とても新鮮な刺激のあるものでしょうし、高校生にとっても、学ぶことが多い場所でしょう。