星空が降りてきた
投稿日:2011年12月1日
とうとう12月。
1年組の最後の2週は、FAB Fortnightの活動と卒業式でのプレゼンテーションの準備に追われています。
昨日の放課後、シドニーを出て、今朝は、目も覚めるような青空が広げるキャンベラからです。
一度書いた原稿が公開へと移行する間に消えてしまい、再度のトライです。今回は、下書き保存を忘れずに(こういうことをしているから時間が足りなくなるのですネ)。 インターネットのシステム・チェンジのために、ここ数日は、Eメールもうまく機能せず、機械との生活はいろいろ大変です。
メールを送ったけれど、返信がないとおっしゃる方には、申し訳ありません。週末までには、全過程が終了すると聞いております。
FAB Fortnightの活動の中には、人生の途中で脚の機能を失ってしまった方の困難に立ち向かったお話や車椅子バスケット・ボールの試合、段ボール箱を使って、それを何かに見立ててペアで演技を即興でするもの、新聞紙を積み上げての塔の構築などいろいろなものが含まれているようです。
新聞紙を使ってのものは、体育館の天井まで届くような高いものを作ったもののすぐに崩れてしまったもの、高さはそれほどまでに行かなくても、崩れないように土台がしっかりしているものと、まさに人の人生の生き方を表すようなactivityだったようです。まだまだ、いろいろな活動が続きます。
昨日の放課後学校を出て、前半をスワンヒルで過ごした4人の生徒とキャンベラに来ました。
夜のBlack Mountain Towerからの夜景は、息をのむほどにきれいでした。
インターネットの接続具合が悪く、写真をお届けすることができません。また、後ほどに。
そのきれいな夜景を眺めて、「メルボルンの夜景をみた時に、スワンヒルの星空が地上に落っこちたと思った」という言葉が生徒から出てきました。
なんて、すてきな表現でしょう!
と、そこまでは、すべてが順調、とても良かったのです。
「明日の朝食とランチの準備をするために、卵をゆでたいけれど、調理用のガス台が動かない」ということ。マッチが無いと火がつかないことが判明。10時を過ぎていたので、receptionはもうしまっています。
そこで、電子レンジを使うことのない私が、とんでもないサジェスチョンをしてしまったのです。
「先生、大変!」と生徒が呼びに来たのは、それから間もなく。
まあ、卵にこれほどの爆発的な威力があるとは。
生徒たちは、それを予測して避けていたということで、本当に本当に良かったのですが、床に飛び散ったマグのかけらと周り中黄色になった電子レンジの中を見たときには、背筋が凍る思いでした。 電気のブレーカーもあがってしまいました。幸いにも、部屋の電気だけは、それと関係なく動くようでした。
知らないとは、ここまで怖ろしいことかということを体験した夜でした。後で落ち着いてから考えてみれば、以前に、玉子は殻に小さな穴をあけてから入れるもの、と聞いたことがあったことを思い出したのですが、あとの祭りです。
2日目の朝、抜けるような青空が広がっています。今日は、昨日のことが笑えるような日にしたいでs