キャンプ2日目
投稿日:2012年1月21日
今日は、あいにくと朝から雨。
雨脚がかなり烈しい瞬間もありました。昨日とは打って代わったお天気です。
昨日からの連続で、11年生は、学校の学習に対するアプローチの仕方を知った上で、どう取り組めばいいのかを具体的に学び、12年生のマコさんはIELTSの試験、タイキ君は大学受験のための小論文の訓練と、それぞれに別々な活動に取り組みました。
その後は、一緒に、読む、要点を掴む、メモの取り方、要約する方法などを学びました。
読むということは、その内容に関心があれば楽しいし、興味が無ければ苦痛でさえあります。オーストラリアの学校は、11年生になれば、この国の公用語である英語以外の科目はすべて選択教科です。単位さえ満たせば何を取るのも自由です(1クラスの数に限りがあって選択ができないこともあるのですが)。
生徒によっては、10年生までいた学校なのに、自分が取りたい教科が提供されないから、それがある学校に移動するというケースも時折あります。
選べる対象となっている教科の数が、なんとNSW州には、100を超えます。
そこまでして選んだ教科は、自分が本当に勉強したいと思って選んだ教科なので、その中で勉強することは多いに関心を持っていることのはずなのですが、それでも、読むという作業は、それが1日何ページも何教科もあれば、相当に大変なエネルギーを必要とします。
私がメキシコ大学の外国人のための大学院に留学した最初の1年目は、朝起きてから寝るまで、本、本、本で、寝食の時間を削っても到底足りるものではありませんでした。1冊読めば、そこからさらに何冊も読まなければならないような状態で、歴史の語彙と知識を積み上げることで精一杯でした。
「本の虫」と言われるほどに本が好きな私であり、しかも内容は自分が最高に関心を持っていること、それでも、読むことを楽しむようになるまでには、相当な月日を要したものでした。
だから、彼らがどれほど大変な時間を過ごすことを要求されるのかは、想像がつくような気がします。でも、私の立場は、今回は、お尻を蹴る立場なのですよね・・・(笑)
さんざん降っていた雨が、セッションが終わる3時に合わせたように上がり、空が明るいブルーになってきました。なんと、ラッキーな!
夕食は、シュウヘイ君のたっての希望で、ライスカレー。スー先生が作って届けてくださいました。
海で泳いだ後はサッカーの練習。
明日は、ここから歩いて5分ほどのところのビーチで、Surf Life Saversたちのコンペがあります。
みんな勉強どころではないかもしれませんネ。