Super Moon

投稿日:2012年5月6日

スーパームーンなるもの、世界中の人々が月の美しさに改めて魅せられたことでしょう。
満月の際に、月と地球の距離が最も近くなる現象なのだそうですが、今回のものは、ここ100年で一番近いものとのこと。それでも、約36万キロも離れているのですね。
私が毎月、星座や月の話をするので、生徒たちが笑います。「出た!」と。
星座には、ギリシャやローマの神話の物語があり、そして、月からは不思議な力が伝わってきます。少しでも、ローマ神話やギリシャ神話に関心を持つ生徒が出たらいいな、という思いからなのですが・・・
今は、おうし座ですが、今回の満月はさそり座です。おうし座は、周りの美や快適さを感謝し、楽しみ、毎日の生活に足を着けてしっかりと進んで行きます。さそり座の満月は、毒をもって制すほどに強烈なので、意識を覚醒し、変化や変身をもたらすものです。
月を見て、自分にどんな変化、どんな変身が必要とされているのか、新しい発想、新しいやり方が何に対して必要とされているのだろう、といったことを考えていました。
たまたま写真を撮りましたので、掲載します。
   
 
夜明け前のもの、空が白んできてからのもの、夕刻のものなど、いろいろな時間のものが混じっています。入り江や海の水面を照らす月の光は、なんともいえなく幻想的です。
話しが飛びますが、金曜日に、URA Forumの初めての話し合いがありました。URA Forumというのは、Understanding, Respect & Acceptanceのそれぞれの頭文字を取っています。違う文化や言葉を持つ若者たちが一堂に会し、価値観の違いや文化の違いを超えて、共存をめざすために何が必要なのかをディスカッションする場です。
名前は、文字通り、違いを「理解し」、「敬い」、「違いがあることを受け入れる」という意味です。フォーラムは、古代ローマで長老たちが集まって議論を戦わした場です。現代の若者たちに、たくさんの意見交換をして欲しい場です。
URA Forumは、ICETのひとつの大きな教育の場、交流の場となっています。今年は、他校からのリクエストもあり、1日ではなく2日に渡って開催することになりました。今までのやり方だけでは、2日間を本当に充実したものにはできません。新しい発想が必要なのです。
さそり座の満月は、フォーラムに関して、たくさんのアイディアを運んできてくれました。

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る