Mother’s Day
投稿日:2012年5月13日
「母の日」の祝い方は、日本とオーストラリアでは大きく違います。
オーストラリアは文化の一部となっていて、国をあげて「お母さん」の存在を感謝し祝います。
今日はすばらしいお天気に恵まれ、街中では、乳癌の予防と治療のための募金活動としてマラソン大会が催されたり、様々なところでいろいろなイベントが開催されていました。
日曜の朝市は家族連れで賑わい、ビーチではピクニックの家族が至るところに散らばり、レストランというレストランは、二世代三世代同席の家族客でいっぱい。
各家庭でもいろいろな祝い方があったことでしょう。留学中の生徒は、今日は、一人残らず、なんらかの形でホスト・マムに感謝の気持ちを示していることでしょう。明日学校で、いろいろな話が聞かれることと思います。
それだけに、日本のお母さんを強く思い、少しメランコリーな気分に陥った生徒もいるかもしれません。
世界のいろいろな場所で、政治的、社会的、倫理的、経済的、そして、サバイバルのためのいろいろな問題が起こっている中、今日のシドニーの海は、不思議なほどに静かでした。
ほとんどの波のない太平洋は、地球のあらゆること、そして、人間の問題を穏やかに包み込んでしまうようでした。まるで、母なる人々の深い懐のように。
今日の日が、母である方々にとりましても、これから母になられる方々にも、深い幸せが感じられる日でありましたことを祈ります。
そして、ご自分のお母様、ご伴侶のお義母様に心からの感謝を捧げられた日となりましたことを願っております。
お母さんの幸せは、子どもを、そして、家族全員を幸せにします。そうしたら、社会全体が良いものになります。母の力とは、それほどに大きなものかと思います。
誰もが母を持ちます。
地球上のすべての「お母さん」に幸がありますよう。