URA Forum 2

投稿日:2012年6月29日

URA Forumの目的は、文化の異なる人々と一堂に集い、一緒に何かを成し遂げることで、互いへの理解を深め親しみを感じられるようになることです。

 フォーラムの場において、主催者として望むことは二つです。

一つは、参加者全員が、discussionとpresentationに参加し貢献すること。

二つ目は、構築された形ではなく、枠から出て自由な交流とコミュニケーションが起こることです。

知らないが故に偏見が生まれ、無知が故に違うものや知らないものを恐れます。お互いの価値観を少しでも知ることが異文化理解にとつながっていきます。上記のふたつは、今回のフォーラムでは十分に達せられたように思います。

Ice breaking gameの「知恵の環」は、大ヒットでした。手をつなぎ、極めて近い距離に身体を近づけ、大笑いしながら鎖をほどいていく過程でまず最初の緊張の壁が崩れ落ちました。

 

URA Forumを体験したことにより、生徒たちの意識がもうひとつ別のレベルに引き上げられた印象があります。

今回のフォーラムが過去のものと違うことは、事前にプレセンテーションを作成するのではなく、知らない人たちが集まったところで一緒にトピックを選び、ガイドラインに沿って、それに関してプレゼンテーションを作成し発表するというものです。

 

このフォーラムで体験したことは、自分が飛び込みさえすれば、そこにチャンスがあることを、体で、そして、明白な意識として感じることができたことだろうと思います。

話 すことも、英語を使うことも、一緒に遊ぶことも、文化を紹介することも、飛び込みさえしたら、自分の生活はこんなに充実していて楽しいものなのだというこ とがよくわかった、そしてなによりも、それを自分ができる、ということを自覚した2日間だったのではないかと思います。

それが組織化されたできごとだから特別のことのように思えるのですが、実は、こういう機会は毎日の中にたくさんころがっていることなのです。それを自ら掴むか掴まないか、それだけの違いです。

   

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