ストレス防止

投稿日:2012年7月3日

Gold Coastに行ってきました。

1学期にしたワークショップに続いて2回目のものです。今日は、ストレスをどう予防し、起きたストレスにどう対処するかというテーマでした。

ス トレスは、すべて悪いものではありません。適宜なストレスは起爆剤となります。ストレスを感じることでやる気を起こし、大きな跳躍をするきっかけとなりま す。ゴムを伸ばした際に、ある程度張りのある伸びは、最高のバネを発揮します。伸びなくてもダメ、伸びすぎたら切れてしまいます。

良いバネ になるだけの弾力のあるストレスを持つことは極めて大事です。でも、問題はムリをしてゴムが伸びすぎてしまったとき、あるいは、切れてしまった時です。そ うなってしまったら回復はなかなか見込めなくなります。だから、そうならない前にきちんと対処しておくことが大事です。

ストレスの感じ方は人によって違います。それぞれの性格が大きく影響します。

部屋が散らかっていたらストレスになる人、まったくならない人。音の種類によって騒音と感じる人、そうでない人。一人の時間にエネルギーを回復できる人、他の人々と一緒にいることでエネルギーの補充ができる人、等等。

自分が何に対してストレスを感じやすいかがわかっていたら、対処の仕方はかなり明瞭に見えてきます。

6 時間のセッションがとても短く感じられたほどにみんなが積極的に話しに参加しました。みな、ここまで違うのかという感慨を新たにしたのではないでしょう か。そして、ここまで違うのであれば、違うことが当たり前で、違うことに違和感を感じてもその違いを批判する必要はまったくないことも感じられたのではな いでしょうか。

性格に関わらず、誰もが共通にストレスを減らす方法があります。

1 時間的な余裕をもって物事にとりくむこと

2 コミュニケーションを図る。人との関係は、コミュニケーションにかかっています。これが適宜に上手にできれば互いの理解が増し、誤解は少なくなります。でも、コミュニケーションがうまくいかないと信頼を失い疑心暗鬼になります。

3  自然と触れ合う。人間の心には自然との交わりが必要です。わずかな時間でもいいので、自然との対話、自然の息吹を感じる、大自然の中に自分を置く、土い じりをする、花々を愛でる、といったことが心を穏やかにします。そして、天空を見上げれば人間の営みの小ささを悟ることができます。

4 健康的な生活を送る。快眠をとり、健康的な食事をし、適当な運動をする。これは、身体の調子を上手に整えます。

5 良い人間関係を自分の周りに築く。これが最も大事。でも、最も難しいことなのです。良い人間関係を築くためには3つの要素を必要とします。

愛     信頼     敬意

この3つが存在する関係はすばらしく良いものです。

愛は、人間的な愛全般の愛です。友情も恋愛も親子の愛も人道的な愛もその中の一部です。3つ揃わなくても、ひとつでも存在すれば、ある程度良い関係を保つことができます。

以 上のようなことに留意しながら、ストレスを自分の成長に上手に使いながら、幸せな生活を作っていけるといいですね。最後にストレスからの回復、あるいは、 自信の回復に最も良いことは。自分が一番得意とすることに没頭することです。居心地の良い場所に自分を置き、得意とすることに熱中することでいつのまにか エネルギーと自信を取り戻していることでしょう。

そんな話で1日が終わりました。

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る