Yr 12 Graduation 3

投稿日:2012年11月16日

イスラエルとパレスチナの紛争が火を吹き始めました。

どこまでエスカレートしていくのでしょう? 数日前、オーストラリアには、アメリカの国務長官ヒラリー・クリントン氏と国防長官レオン・パネッタ氏が揃って訪問。軍事提携を強めることが目的です。その対象になっているのは軍事力を強めている中国なのですが、一方で、「中国が強い国になることが、この地域全体を、そして、オーストラリアやアメリカの利益となる」とのこと。

もっと金持ちになって消費ができる国になれ、でも、お前たちをいつでも襲撃できる態勢にあるぞ、と言っていうように私には聞こえます。オーストラリアは、中国と極めて友好な関係を保っています。経済の互恵関係は保つけれど、軍事は別だぞ、という二重スタンスにすることに、憂慮を示す人々は少なくありません。

今日のニュースで面白いことを言っていました。香港は、広東語が主流なのですが、ビジネスの世界で活躍するためには中国の公用語であるマンダリンを習う必要があるということで、ここ10年で、マンダリンは、英語を抜いて香港の第一言語になってきたというものです。

オーストラリアでも中国語の教育がこれから盛んになります。小学校の低学年から導入するところもあるようです。日本語の学習もプッシュされるということですが、日本語の学習熱はもう冷めてしまっています。日本の若者たちは、少なくとも英語はマスターする必要があります。英語がわからなければ、世界の中では、とても閉ざされた空間に残されてしまうことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

英語を使い、文化を超えて生活し、学習することが当たり前になっている若者たち。こういう若者たちの活躍が日本にこれからますます必要とされます。

東大の濱田総長が文藝春秋に去年出された記事がきっかけになったのか、今年は、文部科学省が高校生の海外留学を奨励し始めています。記事は、あまりにも内向きな日本は、このままでは、グローバル世界に太刀打ちできなくなるという懸念から、多くの外国人留学生を日本の大学に入れよう、そのためには秋口入学が必要というものでしたが、その一方で、高校生留学が促進されるようになったことは極めて革新的な動きです。

ICETは、文部省の20年先を走っていたということになりましょうか(笑)

高校生で1年も外国に出る/出すなんてという批判の声があるようです。ましてや3年ともなれば、周りからは、何を血迷ったかとまでに思われるのかもしれません。そこを敢えて振り切った故に、グローバルな環境の中で活躍できる恩賞を手に入れることになるわけです。

 

 

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る