締めくくり
投稿日:2012年12月6日
いよいよ卒業式の日が来ました。
ICET/DHSでの1年間のプログラムに幕が下りる日です。
舞台の上にいる出場者たちは、どんな想いで、どんな感動で、その瞬間を迎えるのでしょうか。
それぞれが主役で、それぞれの芝居を1年間演じてきました。観ている人々にも大きな感動を残しました。
帰国を前に、日本に帰る喜びと同時にどう受け止められるかの一抹の不安、ここでの生活が終わる寂しさ、ここで大事にしてくださったホストや先生たちやお友達にさようならを言う辛さ、1年の達成の誇り、卒業式のプレゼンテーションの準備の緊張感、そんなことがすべて混じり合い、気持ちが上に下に、横から横にと大きく振幅する毎日の中で、複雑な気持ちとたたかいながら、今日の日を迎えています。
日本からお三家族の皆様のご出席もあります。「絶対に来ないで」と親御さんに言ってしまったことを今になって後悔している生徒もいます。
1年間は、長いようで短く感じられたようですが、でも、その1年にはものすごい体験がパンパンに詰まっています。この1年に9年分の成長があるといわれる所以です。
今日の卒業式は、生徒たち一人一人が自分の達成や成長を祝う式でもありますが、この地でお世話になった方々に感謝し、この1年の生活を振り返りながら一緒に感動を味わうためのものです。
今晩は、その様子をお届けすることはできませんが、明日以降、少しずつ写真を掲載していきます。また、少し遅くなりますが、今月のどこかで、今日の様子や生徒たちが用意した今年の感想をDVDにまとめてお送りすることができると思います。
遠くにいらっしゃいます皆様もご一緒に、今日の卒業式の様子を想像なさりながら、若者たちの達成を祝っていただければありがたいです。