留学に向けての英語の準備

投稿日:2012年12月26日

2013年度生は、留学に出発する日までに1ヶ月を切りましたね。

段々と、「出発」がある程度の実感を伴って気になり始めてくる頃でしょう。ときめき? 不安? もう早く出発したくてウズウズ? 1月末からのオーストラリアでの自分に夢をたくさん託していることでしょう。

留学の成果は、準備があればあるほど大きくなることは言うまでもありません。どんな準備をすればいいかということは、「夢を広げる留学」の中に書いてあります。それに従って、自分ができることをしてください。自分ができること、でいいのです。できないことで焦る必要はありません。

できることを重ねていくことが大事です。

何かをしようとする時、私たちは、なぜそれをするのかという目的とどこに行くのかを示す目標が必要となります。目的がしっかりとしていると、することのすべてに意味が出てきます。目標があると、具体的に何をすればいいかが見えてくるので、毎日の行動がそれに向かっているものかどうかをチェックすることができます。

目的は精神的、気持ちのことなので、志や目的や夢や理想や情熱は、大きければ大きいほどけっこう。それが、あなたという人間を活かす原動力となります。これは、留学だけに限らず、あなたの人生すべてを動かすものです。留学の目的は、あなたが生きる目的に直接に結びつくものです。

目標は、高い目標を持つことは大事。でも、現実的であることが大事です。自分の才能、能力、資質をどう活かすか、どこまでそれを伸ばしていくか、どこに目標を設定したら、達成可能で、そして、さらにやろうと燃やすものになるか・・・ 具体的な目標を考えてみましたか? 短期、中期、長期、とわけてみたらいいでしょう? 短期なら、日々、あるいは1週間。中期は1ヶ月または学期。長期は、1年というふうに分けられるでしょう。

留学を将来にどう活かすか:自分が将来してみたいこと、勉強したいことなどと結びつきますか? その中にも、何を目標にすればいいのかヒントがあるかもしれません。

留学は、来ればいいというものではありません。自分の1年または3年と言う長い年月を投資するのです。それに見合うだけの収穫を摘み取る覚悟は欲しいです。

その覚悟ができている人もいます。すでに、未来ノートを作成して、毎日いろいろなことを考え、しっかりと準備に取り組んでいる生徒もいます。その姿勢は、留学に来てそのまま第一日目から役に立つものです。その覚悟をもって留学してきたら、大きな成果は必ず約束されたものとなるでしょう。

まだ、私と個人的なつながりが無い生徒さんは、こんな準備をしていますとか、こんなことはどうしたらいいですかという質問など、fusae@icet.edu.au に連絡を下さい。

さて、今日は、英語力についての話です。

留学が決まってから、あなたは、英語力を付けるためにどのような努力をしてきていますか? 英語圏の国に来て、英語で授業を受け、英語に取り囲まれて生活するのですから、到着時点での英語力が高ければ高いほど、学習も生活もらくであることは言うまでもありません。ホストファミリーでの生活や会話、学校での授業、特に、選択授業、キャンパスでの現地の生徒たちとの交流も、英語力があればあるほど中身のあるものとなります。愉しさも倍増します。

あなたを不安にするためにこれを書いているのではありません。英語を学びに来るのが目的のひとつでしょうから、英語が流暢である必要はないのです。でも、留学に来ることが現実として控えているのであれば、できるだけの英語力をつけてくるというのは、とても大事なことです。こちらでの生活をよりスムーズで楽しく、そして、できるだけ実りのあるものとするために。

では、どうやって英語力を高めればいいのか・・・

* 語彙を増やす:言語はどの言語も語彙が基本です。単語や言い回しをできるだけたくさん覚えましょう。学校で使っていた  教科書に出てくる単語や言い回しを全部覚えるくらいの勢いで。他にも、英語の本や雑誌や新聞などを読み、知らない単語を抜き出し意味を理解することをしてみたらいいでしょう。単語帳を作りましょう。1日、20個でも50個でも、覚える努力をしたらいいと思います。学校の教科書をしっかりとおさらいするだけでも大きな効果があります。

* 耳を慣らす:英語を聞くことに慣れましょう。テレビの英語ニュース、映画、英語の歌、英語練習用のDVDなど、身近にあるものを使って、英語を聞き取るという練習をしましょう。英語の歌はメロディの乗せて歌詞を覚えるということも楽しい過程です。

* 覚えた単語や文章、聞いた表現を自分で出してみることもとても大事です。お家やお友達と使ってみることもいいでしょう。自分の生活の中に英語を使う人がいたら、その人との会話をできるだけたくさん試みることもいいでしょう。英語のニュースや映画を見ながら、耳に入る言葉を同時進行で出してみることもいいでしょう。周りに人がいて恥ずかしかったら、一人の時にやってみるとか・・

* 教科書や本の一部を書き写す、あるいは、そこに新しく覚えた単語を使って、自分のストーリーを作ってみるなど、書くという作業にも慣れておくといいですね。

 最後になりましたが、StephanieとEmilyをお世話してくださいました藤原様、川崎様、森川様、そして、叶わなかったもののやりたいと言ってくださいました桐山様、本当にありがとうございました。そして、学校で二人の生活が豊かなものになるよう協力し支えてくださった生徒の皆さん、ありがとう!! 二人ともすばらしく充実した時を過ごすことができました。二人が持ち帰る良いエネルギーは、DHSのキャンパスに反映されるでしょうし、来年留学してくる日本人の生徒たちの上にも、とてもよいものとして反映されることでしょう。

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る