発つ者 送る者
投稿日:2013年1月22日
出発の時間が刻々と迫ってきました。
発つ人たちは、未知に向かう一抹の不安はあるものの、未知に向かうときめきの鼓動を聞いていることでしょう。
送る人たちの思いは表現のしようもないほどに千々に乱れていることでしょう。
人生には、そんな旅立ちと見送りが何度かあります。別れの切なさと、未来にかける希望と、そして、別離の間のそれぞれの生活を通ることで、そこには、それまでに存在しなかった大きな成長があります。それぞれの場で。
子どもたちにとっての、それも、高校生での留学は、とてつもなく大きな成長に結びつきます。多くの親御さんたちも、それに負けじと一念発起、新たな挑戦に向かいます。叱咤激励しながら、遠距離での切磋琢磨を競う親子の姿は、見事であり感動的です。そんな状況の中で、子どもが伸びないはずがありません。与えられた人生を精一杯生きられないはずがありません。
今日から、22の家族に新しい日々が始まります。ホストファミリーを入れれば、44の家族です。ホストファミリーは、今晩、金曜日の受け入れに向けて、全員集まってくださいます。
以前にも申し上げました。ICETのプログラムは、関係する人々全員が成長していくプログラムです。絵成長なくして進化なし。進化なくして成長なし。
みんなが一緒に助け合いながら、一緒に成長していくのです。それには、一人一人の意識が要ります。
みなさん、今日から始まる新しい日々に向けて、一緒に学習し、一緒に助け合い、一緒に成長していきましょう。