実感、じわじわと

投稿日:2013年1月31日

今日から、選択授業が始まりました。

今日のところは、ドラマ、ダンス、音楽、造形美術、PASS(スポーツ)、グラフィックス、数学、フード・テクノロジー、繊維とデザインなどの教科がありました。

初めての授業ということで、私は、「ドラマ」の教室についていきました。ドラマは、特別にICETの生徒の数が多いので、初めから終わりまで留まってみました。16名中6名がICETの生徒たち。握手や笑顔でとても気持ちよく迎えられました。カーペットに円形に座っての授業。

まあ、よくしゃべること、DHSの生徒たちは。特に、男子生徒たちが。半分、若い女性の先生をからかっている部分もあるのですが、そのおしゃべりが全部授業に関連することなのですね。教室では静かにしていることが当たり前の日本人の生徒たちには、ただただ、もう、びっくり。こんなふうに生徒たちが反応したら、授業は楽しいはずです。

今日のテーマは、「コメディ」について。「コメディ」という概念の歴史、そして、コメディの5つのタイプやその特徴について学びました。早速と宿題も出ました。今日の授業の内容は、ホストファミリーとの会話の絶好の材料となるものです。テレビのコメディ番組を紹介してもらう、一緒に見る、5つのどのタイプに相当するかを話してみる、理由を話してみる、一緒に笑う、などいろいろなことができます。

別のグループとは、「フード・テクノロジー」に行きました。ICETの生徒たち4名が歓迎され、自己紹介を求められました。第1回目の授業は、1年間に学ぶことのポイントや授業内で求められる姿勢について先生のお話があった後、特別食についての授業でした。年齢や病気などによりある特定の条件下にある際に、どんな栄養素が求められるだろうかというものです。例えば、妊産婦、あるいは、乳幼児、あるいは糖尿病など、リストを作り、そのひとつひとつが特に必要とする栄養素をあげていくといった具合に。

これから、毎週、1時間は理論。2時間はお料理。来週は、ケーキ作りとのこと。

同じ「フード・テクノロジー」でも、独りで女の子だけの中に混じったタカラ君は、こそばゆいような、緊張するような気持ちを味わったようですが、引率した先生の目には、「率先して飛び込んでいって、とっても楽しんでいた」ように見えたということです。造形美術にやはり独りで行ったチナミさんは、困ったもののヘルプを得たのでなんとか乗り切ったということ。

PASSの生徒たちは、来週からサーフィンということで、大喜びです。

選択授業から戻ってきた生徒たちの感想。

「英語がさっぱりわからない」

「ああああ、どうしょう」

「メッチャ、たのしい!」

「始めて留学に来た実感が湧いてきた」などなど。

でも、来豪して1週間が過ぎた今、不安を抱いている生徒は一人もなく、みな、1日も早く英語に上達したい、ホストにもっと溶け込みたい、と希望を掲げ、いろいろな体験をすることが待ち遠しくてたまらないようです。

ランチタイムには、ゲストがありました。2011年生のユウキ君。大学を決め、休暇の間にDHSを訪問しにきてくれました。ランチタイムのキャンパスを歩いていると、いたるところから、「Yuki!!!」という声が飛んできます。中には、彼に飛びついてくる生徒たちも。留学中から、キャンパスの人気者だったのですが、ここまでとは・・・

 

 

 

 

 

 

 

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