新たな学び

投稿日:2013年3月14日

ナオキ君とミズキさんからの寄稿です。

以下、ナオキ君からです。

「オーストラリアに来て、もう一ヶ月半が経とうとしています。

この一ヶ月半で僕は英語の面白さを再度知る事が出来ました。

こちらに来た当初は先生がおっしゃっている事を聞き取るのもやっとでしたが、今ではオーストラリアの友達同士が言っている冗談を聞き取り笑う事ができるくらいにまでなりました。とは言っても、理解しきれない事やいざしゃべるとなると考えてしまう事が多々あります。

たった一ヶ月半の間にも何度もくじけそうになった事があります。しかし、その度に励ましてくれるICETの仲間や、支えてくれる先生方がいてくださいます。

通じた時の嬉しさや “I can’t understand.”と言われた時の悔しさは、もっと勉強しようという意欲を掻き立ててくれます。

残りの日々を悔いなく過ごしたいです。」

ありがとう、ナオキ君。英語に限らず、言語の学習は長期に及ぶので、上に下にいろいろと気持ちが揺れ動くことを定期的に感じるのは避けがたいことなのかもしれません。でも、その度に、さらにがんばる意欲が掻き立てられていることは、頼もしいですね。

 以下、ミズキさんからです。

「日本を発ってからはや、一ヶ月半が経ちました。徐徐にオーストラリアの環境に慣れ、落ち着いてきている反面、自分の無力さに頭垂れる毎日を送っています。この一ヶ月半で学んだことを書くには紙が足りそうにないので、今日は自己管理がどれほど重要か述べたいと思います。

単刀直入に言うと、三月十二日にあった水泳大会の出場を逃す結果となってしまいました。前回のzone swimmingで運良く二位をとらせて頂けたので、次のarea swimmingに出場出来ることになっていた私なのですが、引率の先生の「次の大会は二週間後くらいかな」という言葉を鵜呑みにし、またミーティングがあるだろうと、そのまま”OK”で終わらせていました。

その後、なかなかミーティングがないので心配になり、先生に尋ねたところ、「え、今日だよ」と、スパーンと言われてしまいました。あの時の私は、鳩が豆鉄砲を食らった様な顔をしていたと思います。「まだ、リレーには間に合うよ」と言われ、一緒に聞きに来てくださっていた原田先生が、「じゃぁ、行こう!」と言ってくださいました。救世主とはまさにこのことだなと思いました。しかし、会場に着いたのは良かったのですが、他のリレーのメンバーの一人が現れず、結局レースに出ることは出来ませんでした。彼女にも、連絡が伝わっていなかったのかもしれません。

今回の教訓は、自分のことは自分でする、自ら求めに行く、という事です。この国での遠慮は身を滅ぼします。不審に思ったらその場で聞く、その場で解決する。先生方は自分から聞きに来た子には冷たい態度はとりません。むしろ、よく聞きに来たねと笑顔で迎え入れてくれます。

これからまだまだ失敗してしまう事がたくさんあると思います。その度に新たな事を学んでいきたいと思います。」

以上、ミズキさんの感想でした。コミュニケーションは、縦だけでもダメ、横だけでもダメ、関係者全員の広がりがあって初めて上手く行くということを、大きな痛みで学んだ日でした。でも、そういう効果的なコミュニケーションを図ることがいかに難しいか、日々いろいろなところで体験します。

今日は、バスケット・ボールの対校試合がありました。St. Ivesという学校とです。

 

 

 「今日ほどに、日本のバスケット・ボールの施設の良さを痛く感じたことはない」ということでしたが、普段のDHSのコート環境とは違うところでの試合は、ちょっと勘を狂わせてしまったようです。

 惜しいところで勝ちを譲ってしまいました。これから、外部でチームを組んで続けることになりそうです。

 

 

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