Lock Down 訂正、お侘び
投稿日:2013年3月27日
昨日のできごとでご心配をおかけしました。
新たな、そして、正しい情報をお知らせします。
昨日の流れはこういうことでした。
中ニのある生徒が、彼にとっては、とても難しい日となり、感情の制御が上手にできず、感情の乱れを行動に表しました。それが続くので、何人かの先生方が、彼を話をして落ち着かせようとしました。
しかしながら、その効き目がなく、生徒は、結局、学校のキャンパスから抜け出てしまい、その生徒の身の安全を確保すること、そして、他の生徒たちの安全を保つために、生徒たちは、まず、それぞれがいたところの教室や特別室、図書館に誘導されました。
結局、その生徒は、最終的に保護され、安全は確保されました。もちろん、他の全員の生徒には、一切不安や心配が及ぼされようなものではありませんでした。
彼が異物を持っていたということを聞いた生徒もいたのですが、それは、生徒間のまったく噂話で、一切そういう事実はなかったことが校長先生からはっきりと断言されました。生徒にも保護者にも学校からは出来る限りの支援が出され、彼は、しばらく学校には登校せず、感情を制御するための特別なプログラムに参加することが決まったということです。
他の生徒たちは、温かく見守るよう言われました。
ICETでも、今朝、昨日のできごとのブリーフィングが行われました。みな、危険や不安を感じたようなことは一切なかったことが確認されました。そして、起こったことの事情が説明されました。
また、学校の緊急措置に対する説明も行われました。
オーストラリアでは、どの学校も、いろいろに異なるできごとに対しての緊急措置がしっかりと組まれていること。(因みに、デイビッドソンには、山火事に対する緊急避難方法があり、それは他の学校には無いもの。なぜならば、デイビッドソンは、唯一国立公園の中にあり、周りには、木がいっぱいあるから。)
そして、何か起こった際には、何が起こっているかを調べる前に、まず、生徒を教室や特別教室や図書館に誘導。錠をおろす。そして、場合によっては、学校の門にも錠を下ろす。まず、それをしてから、何を起こっているのかを調べる、という順序を取るのが常道であるということ。
それは、教育省の条例に従うものだということ、などが生徒たちに説明されました。
昨日もその順序に従って、生徒たちの誘導が行われ、その間に、いろいろな噂が流れたということなのですが、起こっているままに皆様にお話してしまったために、皆様に、本当に余計な不安を及ぼすようなことになりましたことを心からお詫び申しあげると同時に、伝え方に関して深く反省しているところです。
まったく普段と変わりないにぎやかで楽しい学校生活に戻っていますので、ご安心ください。