大阪での再会

投稿日:2013年4月14日

また、間があいてしまいました。

すでに昨日のことになりますが、たくさんの「再会」がありました。

再会というよりは、18年前のできごとのdeja vu。

昨日土曜日の朝5時半過ぎの揺れは、相当に大きなものでした。思い出したのは、1995年のある朝のことです。阪神神戸大震災のあの朝、私は岡山のホテルにいました。あまりにひどい揺れに立つことができず、「瓦礫の下から見つかった際には、せめてもパジャマの前がはだけていませんように」と思いながら、私の遺骸を目の前に呆然とする娘と夫の顔を浮かべたことをこの間のことのように覚えています。

その後、岡山空港で飛行機を待つ間に目にした映像は、あまりにも悲惨なものでした。そして、燃えている市街の映像と百単位で数分毎に上っていく死者の数に、現場にいる人々のことを思うと、ただただ涙がこぼれ落ちるばかりでした。幸いにも、今回の揺れは、あまり被害がなくて済んだようでした。

ユバさんご夫妻と「再会」を果たし、大阪学芸高等学校に向かうために駅に行くと、「地震のため運転見合わせ中」ということで、電車がありません。さて、どうしたものかとマイクロフォンを持って場内整理にあたっている駅員さんに尋ねると、地下鉄は動いているとのこと。

約束の12時半をめざして学校に到着したら、なんと、学校は地震のために休校になったということ! あれあれ・・・ 去年の生徒たちに会う楽しみがなくなってしまったようです。お迎えくださった吉村先生と中村先生とお話しているところに、靴を持ったダイキ君が飛び込んできてくれました。なつかしい「再開」です。

「先生、嬉しいご報告があります。ボク、大阪府が募集していたイギリスへの短期留学に受かって、今年の夏、イギリスに行くことになったんです!」 なんて、嬉しいニュースでしょう。そこに続いて、あゆみさんがきてくれました。午後には、来年度留学を希望される生徒さんたちと保護者への説明会と、現在留学中の生徒さんたちの保護者の方々への報告会が開催されることになっていて、その両方においてダイキ君とあゆみさんから、去年の体験談をたくさん聞かせてもらうことができました。ダイキ君、あゆみさん、ありがとう!!

保護者の皆様、お忙しいところ、お時間を作ってくださいまして、ありがとうございました。これで、ようやく、お名前とお顔がつながりました。

そして、夜には、ショウタさんとの10年ぶりの「再会」が叶いました。10年前にマキロップに大阪から参加し、ダンスで旋風を起こした彼。今は、二児のすてきなお父さんです。来月には、スワンヒルでお世話になったホストファミリーのパパとママが日本に見えるので、とても楽しみにしてみえるとのこと。10年前の思い出ばなしに、そして、大きな財産となっている当時の仲間たちの話に花が咲きました。

写真をカメラからここに移動させる方法がわからず、苦戦しているのですが、今日は、本屋で雑誌を買ってきて何度か試行錯誤してみたものの成功せず・・・ ということで、写真の掲載ができません。なんとも哀しいかな! 周りに生徒たちがいてくれたら、機械音痴笑われながらも、すぐに教えてもらうことができますでしょうに・・・

本日岡山での、久成様、藤井様、三宅様、岩間様、長谷川様、寺山様、いろいろに時間を調整して面談の時間を設けてくださいましたことに、心から感謝申し上げます。やはり、お顔を拝見して、直接の会話があるということがこんなにすばらしいことと、改めて感じております。12年生におきましては、大切な決断が下される時期が徐々に近づいてきていますので、この時期に、保護者の皆様とじっくりとお話させていただくことができましたのは幸いでした。

 

 

 

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