11年生三者面談

投稿日:2013年5月7日

今日は、11年生の三者面談がありました。

各教科の先生、生徒、そして、保護者、といってもICETの生徒たちの場合にはホストファミリー。

こちらの学校は、英語のみが必修科目で、あとは、すべて選択教科です。その数は、HSC(卒業試験)の対象になっているものだけで100を越えます。DHSでは、40教科ほどを提供しています。大きな体育館に机と椅子を並らべ、各教科の先生が、学部ごとに固まって並びます。

生徒たちは、各教科5分から10分単位で予約を入れ、次から次へと移動していきます。

コウキ君、マオさん、二人ともホストファミリーが来てくださり、各教科の先生のお話を伺いました。二人とも普段からとてもがんばり、英語が母国語ではないのに、どの教科においても大変よく学習していることを誉められました。たくさん誉めていただいて良かったですね。

普段の努力の賜物です。これからのますますの活躍を祈ります。

ICETのコロコシアン先生が11年生のESLも担当されてみえるのですが、先生が担当されているinternational students(海外からの生徒)は8名。面談は8名のはずなのですが、面談に来たのはICETの2名だけでした。「ICETの生徒たちが得ているサポートは、本当に特別なものだと普段から思っているけれど、今日みたいなことがあると、本当にそのサポートが如何に手厚いものかがよくわかる。」と、他の6名が現れるのを待ちながら、しみじみと語っておられました。結局、2名で終わりました。

3年プログラムができたのは、12年前になります。それ以前から、よその学校で海外から来た生徒たちがいろいろ大変な思いをしていることや、思うような学習の成果が出ないことや、崩れてしまって乱れた生活に落ちていくような例は、よく耳にしていました。ICETの1年のプログラムを修了して、卒業まで残りたいという生徒が出てくるようになり、その生徒たちの勉学を支える3年間のサポート体制を作ることが当時の火急の課題となりました。

12年経ち、ICETの生徒たちにとって当たり前の環境が、同じ学校の中にあっても、他の海外からの生徒たちには当たり前で無いことを目の当たりにし、サポートの大切さを再認識すると同時に、どうしたら、このサポート体制がDHSに留学してくる留学生全員に行き渡るようにできるのかを考える宵となりました。同時に、そうしたサポートの中で、しっかりと勉強している12年生、11年生をとても頼もしく、そして、誇りに思う宵でもありました。

 

今日のこの大会場の写真と、URA Forumの準備が開始されたことに関して、写真とともに、明日、ご報告します。

 

 

 

 

 

 

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