10年生との楽しい会話

投稿日:2013年8月8日

DHSの10年生のEnglishのクラスの生徒たちがクラスに来ました。

この時間は、互いの国の文化を知り、個人的な交流を促すためのものです。

異文化に対して距離を持つのは日本人だけではなく、オーストラリアの子供たちも同じです。普段の環境の中で、いろいろな国のいろいろな民族、文化の人々に囲まれているので、異文化に対する理解や寛容性は、通常の日本人が持つ感じよりは、もっと身近なものとして感じているかもしれません。だからといって、それが、直接の交流に結びついているとは限りません。

日本人が大好きで、毎年ICETの生徒たちと親しい友達を作る生徒たちもいれば、数年越しで、ようやく、日本人の生徒との交流がそれほど居心地悪いものではなく感じるようになった生徒もいます。他民族との交流は、場を踏むことで自然なものとなってくるのでしょう。将来、どこで違う国の人々に出会っても、また、国際会議に出るようになっても、自ら、自然に異国の人々に語りかけ、会話で文化間の橋をかけられるよういなって欲しいです。

橋本大阪市長の談話を何かの機会に目にした中に、国際会議で通訳を介して参加すると、常に一歩理解が遅れ、笑いの瞬間も遅れる。他の人々が笑い終わった時に自分が笑い出すのではさまにならない。会議以外の談話の場になると、話しかけることもままならない屈辱的なことになる。だから、英語はしっかりと学ぶべきだという内容でした。

こうした機会を持つたびに、生徒たちの会話が徐々に流暢さを増してきていることを感じます。言葉を上達させるだけでなく、場を設定されなくても、自ら話しかけていくという姿勢を同時にどんどんと培っていくといいですね。

今回のディスカッションのトピックは、週末、最近していること、隣人に自分が助けを出したことがあるか、どんなものだったか、というものです。こんな何気ない会話が、知らない人との会話を始めるきっかけとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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