おめでとうツカサ君
投稿日:2013年10月18日
人生で最も長い時間に感じられること。
大学を受験した日から合格発表があるまでの期間は、そのひとつに入るでしょう。
この10日間を爪を噛むような緊張で過ごしたツカサ君。遂にその喜びを手にしました。
立命館大学の経営学部国際経営学科に合格。
バスケットの選手だった彼は、中学校からナイキのスポーツグッズで身を包み、立命館のバスケットボール部に憧れていました。頭がくらくらするほどに、強い憧れを抱いていたということ。
その憧れを自分のところに引き寄せました。
立命館大学の名前は、つい数日前にも、日本経済新聞の日経ビジネスというオンライン版でグローバル化に積極的に取り組む大学として掲載されていました。急速な国際化に伴い、日本の中にあって国際的な教育ができるよう、京都のキャンパスでの斬新的な取り組みのみならず、大分にAPUを立ち上げ、留学生をアジアの多くの国々から集め、時代に沿った教育をめざしている大学です。
将来は、スポーツグッズとスポーツを通して、子どもたちのスポーツへの熱を高め、健全な環境作りと、地域社会のネットワークを世界に広げていくことを志とし、それを実現するために「経営学」を専攻。
「国際ビジネス英語重視方式」というテスト方式で臨みました。大学は、「国際的なビジネス展開に興味があり、将来、日本と海外のビジネスの架け橋となりうる学生、異文化を経験した帰国生徒、英語能力の高い学生を受け入れることを狙いとして」この方式を導入しているとのこと。
日本語の文章力、考える力があること、そして、日本語、外国語によらず、質疑に対して的確な返答かできること。ビジネスについて学ぶことに対する熱意、論理的思考や日頃の関心や経験に裏打ちされた着眼点が評価の対象だったようです。10名の一時合格者に対して、最終合格者は5名という狭き門。ツカサ君は、ストイックなまでにひたすら定めた目標に向かって黙々と厳しい日々を数ヶ月送り、見事にそれをクリアしました。
おめでとう! 心から祝福を送ります。熱願したものを掴んだことに対しても、そして、設定した目標に向かって苦しい時間をひたすら耐え抜いたことに対しても。
バスケットボールを通して、 ツカサ君のDHSへの貢献はとても大きなものでした。3年前には、バスケットボールでは名も無い存在だったDHSを、コーチのコロコシアン先生と協力して、地方大会でその名が響くところまで持っていきました。同輩からは一目置かれ、後輩からは憧れの的の選手でした。