今年最後のメッセージ
投稿日:2013年12月14日
2013年度の1年プログラムの生徒が帰国して、ちょうど1週間が経ちました。
成績表も含め、2013年度生に関する業務は、金曜日で終了しました。来週からは、2014年度生の受け入れの準備が始まります。
帰国して1週間、今日までにいただいた親御様のご連絡や、生徒たちのつぶやきや連絡、また、学校の先生からのご連絡では、とても良い着地ができていることが伝わってきています。とても嬉しく、また、安堵しています。
No news is good news(便りのないのは良い知らせ) の格言通り、その他の生徒たちとご家族の方々、そして、学校も、それぞれに上手にランディングができていると解釈していいのでしょう。
一人も欠けることなく、みな元気で、そして、それぞれにみな大きな達成をもって日本にお返しできましたことは、とても嬉しいことです。
生徒一人一人の1年間の努力、そして、生徒に温かな励ましを送ってくださった日本のご家族の皆様、毎日を温かな愛情で包んでくださったホストファミリーの皆様、DHSのキャンパスで毎日の交流を一緒に楽しんだDHSの生徒たち、毎日の選択授業を熱心に教えてくださったDHSの先生がた、そして、毎日毎日生徒たちを24時間体制で見守り導いてくださったICETの先生がたやスタッフ、DHS地域の人々など、本当にたくさんの人々のご協力により、1年間を無事に、そして、成功裏に終わらせることができました。
遠く日本に離れていらしてどんなにかご心配なこともおありだったことでしょうが、でも、いつも変わらぬご支援をくださいましたこと、それがどれほどに大きな励みになりましたことか、本当にありがとうございました。
保護者の皆様だけでなく、卒業生の皆さん、いつもいつもブログを読んでくださっていてありがとうございます。皆さんが読んでいてくださることは、私の大きな励みでした。保護者の皆様と合わせて、必ず、日々、掲載しようという心の糧となっていました。心から御礼申しあげます。
最後に、卒業式で私が述べましたスピーチで、今年のプログラムは終了といたします。来年は、1月15日から2014年度の参加者に向けての情報を掲載いたしますが、日々、いろいろなことを載せていきたいと思いますので、引き続き、お読みいただければ幸いです。
皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。ICETのプログラムにご参加くださいまして、そして、いつまでもICET Familyの一員であってくださることに、心から感謝申しあげます。私は、とても幸せです、皆様のお陰で。
Good evening, ladies and gentlemen
Thank you very much for gathering tonight to celebrate great achievement of these 22 students.
日本の保護者の皆様、遠路はるばるお越しくださいましてありがとうございます。再生することができないこの特別な時間と感想を共有していただけますことに感謝いたします。このまま英語で続けさせていただきましす。
Today is the 5th of December.
In numerology number 5 is considered to be a symbol of ‘Travel’ ‘Adventure’ and ‘Motion’. This Graduation represents exactly these things. These young people have just finished a journey of one year and are to start a new one. Their life of the last 11 months has been filled with all sorts of adventures of new challenges and they are just about to start new adventure of the next stage of their life. They are right in the middle of a huge shift from one to another.
Number 5 also symbolizes ‘Instability’ and ‘Unpredictability’ and ‘Radical changes’.
Again how accurately it shows the state these young people are in at this moment. Every part of their emotion has been stretched to the extreme. The exuberant joy of completing their course and realizing how big their achievement is; being heartbroken to say goodbye to their host families and friends who have enriched greatly their life throughout the year; excitement of meeting their Japanese family and friends; anticipation of their new life in Japan; and enormous apprehension whether they can fulfill the expectation upon them of the people who are waiting for their return in Japan.
How to cope with this is all up to individual student, now, with the support of their parents, teachers and friends in Japan
All what we can do now is to say to the students : “Students, thank you for being so wonderful, beautiful and great. We love you and we are very proud of you. Please do not forget we are here whenever you want us and need us. Congratulations on creating such a magnificent year!”
On behalf of the students and their parents in Japan I sincerely thank to the DHS teachers and students, the ICET teachers and staff, host families and the people of the Davidson Community for having welcomed and supported them so warmly that they could enjoy this life-changing experience together with you.
( 邦訳)
こんばんは、皆様。22名の生徒たちのすばらしい達成を祝うためにここに集ってくださってありがとうございます。
今日は、12月5日です。数字の世界では、5という数字は、「旅」「冒険」「動き」を象徴するとされています。この卒業式は、まさに、それを象徴するものです。この22名の生徒たちは、1年の旅を終え、新しい旅を始めようとしています。彼らのここ11ヶ月の生活は、常に新しいチャレンジに向かう冒険の時でした。そして、今、また、人生の次の段階にさしかかる新しい冒険に向かおうとしています。ひとつの動きから次の動きに移る真ん中に立っています。
5という数字は、同時に、「不安定」「予測不可能」「劇的な変化」をも意味します。まさに、今、この若者達がおかれている状態を言い表しています。彼らの感情のすべての部分が、極限までに引き延ばされています。1年間の留学をやり終えた信じられないほどの達成感。信じられないほどに大きなことをやり遂げたことの実感。この1年間、彼らの生活をとても豊かなものにしてくださったホストファミリーの皆さんや友達たちにさようならを言わなければならない辛さや悲しみ。新しい日本での生活への期待。日本で待っていてくださっている皆様の期待に応えることができるかどうかの不安。
その感情の揺れにどう対処するかは、すべて、一人一人の生徒に任せられています。今度は、日本で、ご家族と、先生と、お友達の支援を得ながら。
私たちがここにいてでできることは、生徒たちに、こう伝えることです。「すばらしくすてきな生徒であってくれてありがとう。We love you and we are very proud of you. (この部分は、日本語では表現できないところです)。必要な時、求める時には、私たちがいつもここにいることを忘れないで欲しい。すばらしい1年を創り出してくれて、ありがとう。」と。
DHSの先生方、生徒たち、ICETの先生とスタッフ、ホストファミリー、DHSの地域社会の皆様、日本の保護者と生徒たちを代表して、人生を変える大きな体験を生徒たちが皆様とご一緒に歩めるよう本当に暖かく迎えてくださいましたことに、心から感謝申し上げます。
以上、卒業式でのスピーチでした。この後に、DHSの校長先生から卒業証書が授与されました。
本当に、本当に、1年間おつきあいくださいましてありがとうございました。
また、来年1月15日にこのブログでお目にかかります。それまで、ごきげんよう。
A Merry Christmas and a Happy New Year!!!