確実に感じられる1ヶ月の成長
投稿日:2014年2月21日
とてもすてきな投稿が届いています。
「日本を発って1ヶ月が過ぎました。
1ヶ月前のことは昨日のことのようにフラッシュバックされます。ほんとにとてもはやく過ぎ去っていきました。
何もかもが新しく、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、いまはもう慣れて充実した日々を送っています。
1ヶ月では見た目は変わりませんが、私は確実に1ヶ月前より精神的に成長したと感じます。
1ヶ月前までは面倒なこと、つらいことにぶつからないようにうまくかわしていたし、もしぶつかっても両親に頼ったり、あきらめたりしていましたが、ここではそうはいきません。
私はそういう壁にぶつかったとき対処しようとすること、あきらめないことができるようになりました。自分の中では大きな進歩です。
そして、本当に家族に甘えきっていたこと、支えられていることを改めて感じ、すべては当たり前ではないことに気づき、本当に家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
学校ではエレクティブや通学を通して友達も出来て、授業は、日本の高校のときから週に13時間英語の授業がある生活を送っていましたが、もっともっといろんな種類の授業を通して英語を使い、いろんなことを勉強するのがとても楽しいです。
クラスメイトの中でもいろんな人と日本にいるときより関わるようになり、信頼できる友達も増えました。とても充実していて1週間がはやく感じます。
ホストファミリーも優しく、ご飯がとても美味しくて、食べることがもっと好きになりました。週末は海に行ったり、チャーチに行ったりして日本とは全く違う文化に触れれてとても新鮮です。
私のこの留学の目標は、将来の夢を見つけること、誰にでも優しくなれるようになることなので、これからもっともっと視野を広げて自分を磨いていきたいです!!!!
これから楽しいこともつらいこともあると思いますが、全力でがんばって、帰国する頃には今より何倍もパワーアップした私になれるようになりたいです!!!」 by Hina
以上、ひなさんのこの1ヶ月の様子でした。
いつも常にまっすぐに真剣に見つめるひなさんの瞳は、オリエンテーションの時から、とても印象的でした。
私は、CAPDという授業を持ち、その中の課題の一つは、週に一度世界で起こっていることに関するニュースを拾ってくることです。そのニュースに具体性を持たせるために5W1Hをできるだけ含めること、ニュースの典拠、ニュースとしてのニュースバリュー、そして、自分との関連(自分の中にどんな情感を引き起こすのか)を書いてくることになっています。
ひなさんがピックしてくるものは、リサーチがきちんとできていて、具体性があり、社会的背景がわかり、そして、なぜそれを選び、それが自分にどう関連するのかということが明確に表現されています。
その姿勢は、すべての学習に通じるもので、彼女の学習者として勤勉さ、熱意、逞しさ、優秀さを示すものです。
こちらでいろいろなことにぶつかり成長すると、親御さんへの尊敬の念、深い感謝の気持ちは、自然にわき起こってくるものなのですね。
ひなさん、投稿、ありがとう!