始業

投稿日:2011年2月8日

 2月7日。MacKillopでは、今日から制服を身に付け登校。全校のアセンブリーがあり、アフリカから入学してきたお友だちと一緒に、ICETの5名がステージの上で紹介され、それぞれがマイクロフォンに向かって、自分の名前を名乗ったということです。

 これから選択授業などの調整が始まります。最初の2日間、Mr. Manningがついてくださっていることは、心強いことです。Mr. Mannigは、日本人を受け入れてくださる教科の先生方にも、オリエンテーションを行います。

 シドニーは、先週の42度などという狂った熱波から解放され、日曜日からは20度を下回る涼しさ。生徒たちも、ようやく、快適に感じられるようになったことでしょう。 

 Davidsonでは、時間割の調整、計算機や教科書やロッカーの鍵など、細かい持ち物の配分が終わり、今日から、本格的な授業に入っています。ESLでは、効果的な学習の仕方の話しがありました。

 たとえば、Vocab listの作り方、使い方。英語が上手になるかならないかは、単語力があるか、それを上手に使えるか、できるだけ良い発音やイントネーションで使えるか、にかかっています。

 一口にESLといっても、その中には、いろいろな学習の種類があります。文法などは、ゲーム感覚で覚えていきます。日常の生活にすぐに使える機能的な表現などを学習するFunction of Englishという授業もあります。Global Issuesという時事問題を扱う授業もあります。

 言語学習は簡単ではありません。少しでも楽しく自然に言語が身に付くよう、先生方がいろいろな工夫を取り入れています。先生と生徒の応対がテニスのラリーのように行くのが理想的なのですが、すでにそれができる生徒、まだ、英語を口から出すのが恐怖である生徒、とレベルはさまざまのようですが、英語は楽しい、と感じられるようになることが上達の第一歩です。

 今週の金曜日には、SRCの選挙があります。SRC-School Representative Councilという日本で言えば、生徒会に相当するものです。毎年、ICETからは2名の代表を送ります。3名の立候補がありました。みんなの前で英語でスピーチをし、投票してもらいます。

 今日は、PASSという授業では、サーフィンに行くことになっていたのですが、残念ながら海の状態が安全ではなく、キャンセル。さぞかし、がっかりしたことでしょう。

 今月末から来月にかけて、3日間にわたる7年生の合宿があります。その生徒たちのリーダーとして10年生から選抜された生徒が何人か参加します。ICETの生徒たちは、ラッキーなことに、全員、その合宿に参加することになりました。この企画は、今年が始めてです。

 Knock Out Competitionというのがあります。他校との対戦なのですが、勝ち抜き戦といったらいいのでしょうか。バスケットボールの選抜とチーム編成がありました。他のスポーツもじきに組まれることでしょう。ダンスも6月にある大きな祭典に向けてのオーディションがありました。

 オーストラリアは自然災害が続き、悲惨な状態にあるところがたくさんあります。たいした額は望めませんが、せめて少しでも集まればという気持ちで、Yakisoba Dayを設けます。Aussie(親しみをこめてオーストラリア人を呼ぶ言葉)も焼きそばは大好きですので、ICETの生徒たちが焼きそばをたくさん作り、全校生にできるだけ買ってもらい、その売り上げを寄付に出します。それが18日。来週にかけてポスターを作成をします。

 簡単な日本食が作れる生徒もいれば、まったく作れない生徒もいます。作れても、こちらで材料が手に入るかどうかわからないということもあるので、料理教室を開催することになりました。ついでにホストファミリーもお呼びし、楽しい会にしよう、と。これが、24日。

 といった感じで、ここでご紹介できるのは一部ですが、生徒たちの生活は、これからフル回転で本当に忙しいものとなります。

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