広がる活動の場

投稿日:2014年3月30日

留学して2ヶ月が経ったこの時期の心境や状態についての原稿が引き続き届きます。嬉しいですね。

実際の体験を重ねていく生徒たちがどのように感じ、どんな生活をしているのか、彼らの視点からの体験談は貴重です。

「オーストラリアに来て2ヶ月が過ぎました。

ホストとも大分話せるようになったり笑顔が出るようになりました!親戚にも顔を覚えてもらい 、毎日がより充実してきていると実感しています!

学校では考えるだけではなく行動に移そうと頑張り、ランチタイムではデイビットソンの女の子達のところに行っています!

正直、何を話してるのか分からないし、なかなか共通点がみつからないので、一緒に盛り上がれるところが少ないという状況なので楽しくないです。ですが、 だんだん顔見知りになり、声を掛けてくれるようになったので、粘り強く頑張ろうと思ってます!

そして 私は音楽とサッカーが好きなので、JAZZ BAND とサッカーに入り早速活動を行ってます。

JAZZ BAND ではピアノを担当しているんですが、’CHICAGO’ の ’MAKE ME SMILE’ など、今は4つの楽譜を演奏しています。生徒はBRASS BANDに比べて少ないんですが、先生や生徒みんなが顔を覚えてくれて、日本と外国で音の読み方が違うなどの雑談だったり、皆と笑える瞬間があり、私にとってとても居心地のいい場で音楽を学んでます。

サッカーでは金曜日に試合がありました。

実は、その日 始めてのメンバー顔合わせで、名前も年齢もポディションも知らない人たちと同じチームで試合をしました。

私はFWだったんですが、作戦たてるのもすぐに言葉が通じず大変でした。この試合は残念ながら負けてしまいましたが、 気がつくと、「ナミ!よくやってたよ!」とチームの皆が声をかけてくれました。

相手チームにも友達ができ、そこからの帰りは大分皆との輪にはいることができ、 次の練習に繋がるようなコミュニケーションがとれたのかなと思いました!!

私一人ぼっちという不安もありましたが、 その1人をチャンスに誰にでも誰とでもコミュニケーションをとっていこうと思いました!

早く今以上に充実している自分にあえることを楽しみにしています。」by Nami

以上、ナミさんからの寄稿でした。

快適で楽しい自分の居場所を探し当てるまでの過程、活躍の場が広がっていく過程、友情を築くまでの過程における期待、苦労、楽しさ、嬉しさ、充実感などがとても生き生きと映し出されています。

ともかくも一緒にいる時間を作り、一緒に活動する機会に参加することが友達作りの第一歩。あとは、オーストラリアでの生活体験を積み、英語力が付くにつれて、一緒に笑うことができる会話、互いに学び合う会話がたくさんできるようになるでしょう。

そして、作戦を練ることも一緒に上手にできるようになるでしょう。

いい努力をしていますね。

ありがとう、ナミさん。

メンバーが集まった最初の瞬間が対校試合?!

日本の学校では、到底考えられないことでしょう(笑) 何も準備無く突然に、というようなことはスポーツに限らず、ここではよくあることです。

準備がないと動けない日本。行き当たりばったりでもなんとかなるとやってしまうオーストラリア。日本人の生徒たちには、臨機応変を学ぶ良い機会です。

 

 

 

 

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