自信の付け方
投稿日:2014年4月15日
こんなに一所懸命やっているのに。。。
ものすごく努力しているのに。。。
思うように成果が伴わない。進歩している実感がない。達成感がない。
だから、自信がない。
といったことを感じることがありませんか?
留学中、よくあるのです、こう感じることが。
留学中は、いつもと違う努力をするし、時間も限られているし、実質的な進歩があると期待するのは当然なので、何か特別なことが感じられるはず、と思うのかもしれません。
それなのに、そういう感じがない。だから、進歩を感じられない。
なぜ、進歩の実感がないのか。なぜ、自信が湧いてこないのか?
それは、おそらく、留学中に起こったものではなく、留学前から、いつも伴っている感覚なのではないかと思います。留学によって、それが浮き彫りとされるのでしょう。
理由はいろいろありましょう。
そのひとつには、いつの間にか、自分はダメだ、バカだと信じてしまっていることがあります。学校の成績を見たり、大人に何か批判されたことから、あるいは、自分が人と比較したりして、いつの間にか、そう信じ込んでしまっっているのです。だから、変わりたい、伸びたい、成長したい、上手になりたいと思って一所懸命努力しても、その努力は、決して自分にとっては十分に思えないのですね。
どんなに褒められても、自分がそれを肯定できないので、いつまで経っても、そして、どんなに達成を積んでも、ダメだと信じている自分の姿しか見ていないのでしょう。
また別の理由は、自分を認めないもう一人の自分を友としてしまっているからです。目標に達成すると同時に、もう一人の自分が、「だめよ、それでは。まだ、足りないよ」とアドバイスをしてきます。いとも、偉そうに。
そうなると、達成したものは、達成として認識されません。
達成を実感できないというまた別の理由は、達成そのものを見ていないからです。きちんと自分に見え、認識できる方法を選んでいない、ということです。
ダメだという思い込みを捨て、足りないよというアドバイスをしてくるもう一人の自分を捨て、さらに、達成を目に見えるようにするには、どうしたらいいのでしょう。
以外に簡単な方法があるのです。誰にもできる。それも、今日から。
明日、自分がしたいことのリストを作りましょう。1日にできることなので、夢とか1年後の目標とかいった大きなことは、これに当てはまりません。
例えば、1日5つの項目をあげます。
* 3人の人に、自分から話しかける
* 新しい単語を単語を10個覚える
* 授業で習った表現を使ってホストに質問する
* 英語の歌をひとつ覚える
* 選択授業でDHSの生徒の横に座る
などなど、なんでもいいのです、そのリストの内容は。自分がしたいこと、そして、これならできる、ということであれば。
大事なことは、自分の目に見えるように、紙に書く事です。
そして、その日の夜に、今日できたことに印を付けます。全部、できていたら、「やったね。すごいね。がんばったね。」と褒めます。このことが、極めて大事なのです。自分が決めたことをきちんとやったという確認が、自信にと結びついていくからです。
それを認める前に、次の目標に飛んでしまっら、自信を付ける機会は失われます。繰り返しても繰り返しても、そして、いっぱい達成しても、達成感がなければ、自信はなかなか付いていきません。
できていないことがあったら、翌日のリストに再び載せます。
リストを作成し、達成を自分で認識し、その自分を褒め、翌日のリストを作り、実践し、という過程を続けていくと、比較的短期間で自信を感じることができるようになります。
この方法で、自信を感じるようになっている生徒たちが過去にたくさんいます。
自信を付けたいと思っている人がいたら、ぜひ、試してみてください。