学びはつかみ取るもの
投稿日:2014年4月29日
キャンベラへの旅は、知識を学びに行くためだけのものではなく、
グループでの共同作業
自分たちでいろいろなことを実体験する
企画計画を立てそれを実践する
普段したことのないことをやってみる
といったいろいろな意味が含まれたものでした。
こういう場では、それまでの実生活の体験がそのまま物を言います。てきぱきと動ける、先を見て行動できる、予定を組む、臨機応変で動く、気付きが多い、人々の行動の動きが読める、全体の流れを仕切る、といった生徒もいれば、何をしていいのかさっぱりわからず、他の人々の動きに任せるだけ、あるいは言われたことをするだけという生徒もいます。
実際に動くことができるようになるためには、いろいろ場を実際に体験することが大事です。
自分が考え、自分が選択し、自分が行動することは、仮に失敗があったとしても楽しいものです。そして、その失敗は、必ず、学びに結びつきます。
今日から2学期。
1学期は、甘えることができた時期でした。すべてが新しい環境において、その環境に慣れ、自分の居場所を作り出していくことは簡単ではありません。
だから、ヘルプがたくさん要ります。それでいいのです。
でも、2学期は、周りからの期待(expectation)は、異なるものになります。
もう、自分のすることに、自分で責任を持てるでしょ、というものです。
宿題やアサインメントをする
忘れ物をしない
授業に必要なものを学校に持ってくる
遠足や野外研修参加に必要な書類をホストに見せて署名をいただき、それを提出する
ホストファミリーへの連絡事項をきちんと伝える
復習をしっかりとする
自分の学習に責任を持つ
といったことは、3ヶ月経った今はもうできて当たり前です。今までは、出してなければ出しなさい、持ってこなければ明日まで待ちましょう、で許されました。2学期からは、もう、甘えることはできません。
そして、学習も本格的に取り組み時です。学びは待っていても起こりません。学ぶためには、自分が掴みに行かないと。わからなければ尋ねる。使えるようになるまで何回もトライする。いろいろな方法を試してみる。時間を有効に使う。苦手なことにぶつかってみる。上手に学習している人からコツを教わる。自分の学習方法をもっと工夫してみる、などなど、いろいろなことができます。
学習は自ら掴むものであることをしっかりと自覚して、2学期に取り組んでください。
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今日は、2学期末にあるURA Forumについて、12年生のコウキ君とマオさんから、10年生に説明がありました。
10年生からは、委員会のメンバーとして、ジュンセイ君、ナミさん、ユズさん、ヒナさん、シオリさん、リキヤ君が立候補しました。