ANZAC biscuits
投稿日:2014年5月3日
4月の休暇中のESLの宿題のひとつは、ホストファミリーとアンザック ビスケットを作るというものでした。
ホストファミリーとの交流の時間を持つひとつの方法として、そして、オーストラリアとニュージーランド名物のこのビスケットの焼き方を覚えるという目的で。
この名前の由来は、第一次大戦と深く関わっています。ヨーロッパ戦線に送られた夫や息子たちを想い、本国の家庭で焼いたクッキーやビスケットをなんとか届けたいというところから生まれたものです。それ故に、この名前が付きました。
船での輸送に耐えられる日持ちの良いビスケット。それがこのアンザック ビスケットです。
日本語でもたくさんのレシピーがネットにあり、驚きました。皆様もお試しになられては如何でしょうか。
http://cookingschool.jp/recipe/10865
http://cookpad.com/recipe/25555
休暇明けに、みんながたくさんのビスケットを学校に持ってきました。誰のものが一番上手に焼けたか、みんなで味見をしようと。
数名を除いて、この宿題を完成したようです。
中には、店で購入して持ってきた生徒がいました。ジョークかと思ったのですが、宿題をしてこなかったというのよりも、少なくともこれで宿題を出したということになる、ということ。????
形も色合いも、舌への感じ方も、味も、香ばしさも、硬さも、パリパリ具合も、みな、それぞれに違います。
同じレシピーを先生からもらっているはずですので、これだけ結果が違うというのもおもしろいですね。ホストマムのレシピーを使った人もいるのかもしれません。
ひとつだけ持ってきた人。他の生徒の人数分持って来た人。
先生が、名前を伏せて、お皿の上に置き、それをみんなで試食しました。そして、気に入ったお皿の番号を3つまで投票する、というものです。
さて、誰のビスケットが一番票を集めるのでしょう?