前半期成績表の発行
投稿日:2014年6月30日
ICET/DHSのプログラムは、年に2回成績表を発行します。
前半期の終わりの6月に1回。年度の終わりの卒業に2回目が出ます。
内容は、ICETの英語学習のすべての教科、数学、DHSの選択授業、参加行事のリストです。
全員が、進歩を示し、一生懸命やってきた努力が目に見える結果となって出てきています。
言語の発達、学習は、上に行くだけではなく、横に幅を広げないとカバーする領域が増えません。従って、丸く横に広げている時には、数値がまっすぐ上に登るとは限りません。テストのための学習をしているのではなく、実際に使える英語学習ですので。
おまけに、留学が始まった時に比して、授業の内容はどんどん難しくなり、レベルも高くなっているので、自分が本当に伸びているのかどうか実感が無いという生徒たちも少なくありません。
また、早く上手になりたい願いが強い故に、ペラペラになっている自分像と、まだ、言いたいことが全部言えるわけではない、あるいは、たどたどしくしか言えないという現実の自分像のギャップだけを見て、ダメだ、ダメだ、まだ、足りない、と焦りだけを感じてしまいがちです。
そうなると、学習を楽しんだり、使うことに感動を覚えたり、自信を得ることができなくなってしまいます。そこで、ますます焦るという悪循環に陥ってしまうこともあります。
その奥には、うまくなりたいということだけでなく、留学に送ってくださったご両親や日本のご家族の皆様に、留学の成果があることを喜んでいただきたいという気持ちをさらに募らせて、絶対に、伸びていることを見せなければならない、そうでなければ申し訳ない、というまるで強迫観念のような強い義務感に捕われてしまうようです。
そんな中で、数値を含む成績表に努力の結果が如実に表れていることに、なんとも言えなく安堵感を感じ安心したのではないでしょうか。
ぜひとも、そこに、一生懸命やってきた自分の努力と成長に、「自信」を感じて欲しいですね。自信を持って毎日の生活に臨んだら、勉強も交流も、強迫感からするのではなく、生活を楽しみながら、そこに伴う学習を楽しむことができます。
先生がたのコメントで誉めていただいていることは素直に喜び、さらに伸びるためのアドバイスがある場合には、それを後半で必ず実践していきましょう。
岡山学芸館高等学校の保護者の皆様には、7月2日の保護者会で、ビデオメッセージと成績表を英語科の先生からお渡しいただけることになりました。お騒がせしましたビデオメッセージは、松本先生が週末を返上して、CDRに焼き付けてくださいましたので、今度こそ、確実にお手元に届きます。松本先生に、本当に感謝申し上げる次第です。
盛岡中央高等学校の保護者の皆様もじきに保護者会が開催されるということですので、学校を通じまして、その際に、担当の先生からお渡しいただくことになりました。
大阪学芸高等学校の保護者の皆様には、学校に一式、そして、各ご家庭にこちらから直接郵送させていただきます。
杉山様、阿黒様には、直接に郵送させていただきます。
生徒たちの懸命な努力をどうぞ、誉めてあげてください。
11年生、12年生は、別途、ご連絡申し上げます。