You are what you eat
投稿日:2014年7月15日
英語に、”You are what you eat.” という面白い表現があります。
あなたは食べたものから作られている、とでも言えばいいのでしょうか。
ダイエットと関係して使われた言葉のようですが、これが、今は、健康状態と直結する言葉となりました。
自身の心理状態や気持ちのありようを左右されるだけでなく、お腹の赤ちゃん、育ち盛りの子どもの健康にも、何を食べるかということは、今に始まったことではなく、以前からどても大事なことだったのですが、昨今は、さらに大きく影響される時代となってきました。
添加物が含まれた食品が氾濫している今は、何を選ぶかも難しくなってきています。それが、どのくらいひどいものかは、安部司著「食品の裏側」に書かれています。この方は、加工食品や添加物の開発にかかわってこられ、添加物のお陰で、主婦が、「より安く、よりおいしく、より使いやすい」物ができるようになった、そして、日本の加工食品業界も発展し、経済効果は極めて大きかった。
でも、その一方で。。。。
加工食品の中には、こんなものが含まれている、主婦は、選択をすべきだということを説いてみえます。
彼のエピソードがあります。娘の誕生日に、帰宅したら、子どもたちがおいしそうなミートボールを食べていた。お父さんも、ということで口にしたら、脳裏に浮かぶのは、化学記号のみ。娘に食べさせられないものを開発していたと、その会社を退職。今は、情報を普及させ、知恵を与える側で活動に従事。
さて、確信は、ここからです。みなさんは、何をどのように選択されていますか。「安くて、使いやすくておいしい」加工食品を使ってみえますか?
安部氏は、「自分の子どもには食べさせられない」「今は、できるだけ自分で調理する」と言っています。ここに、極めて重要な示唆があります。もし、あなたが加工食品を使っているのであれば、それは、子どもに食べさせられないような物が入っているものをあえて購入し、子どもに食べさせ、自分も食べている、ということになります。
残念ながら、今は、パッケージの裏をひとつひとつ確かめなければ買い物ができないような時代になってきてしまっています。
そんな加工食品で囲まれている今の日常で、では、一体、何をどうすればいいの? ということになります。
ある本をご紹介します。
東城百合子さんという方が書かれた本です。
これは、全女性に役立つものですが、特に、今小さなお子さんをお持ちの方々、これから赤ちゃんを持たれる方々、そして、これから結婚される方々には、必読書です。
すでにこの中に書かれているようなことを実践されていらっしゃる方々も多いことでしょう。でも、これが新しい情報であったら、すぐにも、実践に移されることをお勧めします。
30年前ほど前に遡れば、これは、みんなが当たり前に毎日していたことです。便利になりすぎた世の中では、健康を害する物がこんなにも氾濫し、堂々と売られていることは衝撃的です。
高校生の44%が成人病予備軍だという昨今。おいしいと思って食べているうちに、知らない間に、そんな状態になってしまっているなんて。。。
化学調味料や種々の添加物の味に慣れてしまった舌を自然の味がおいしいと感じるようになるまでには、相当な時間がかかります。遺伝子組み換え食品の恐ろしさに関する情報も日々増えてきています。
成人病にならないために、それよりも、本当に心身ともに健康な日々を送ることができるよう、意識を高め、がんばりましょう。