半年の成長

投稿日:2014年7月18日

CAPDの休暇中の宿題は、この半年間の成長、来学期に向けた豊富、そして、社会問題だと思うことをひとつピックして、現状とそれがなぜ社会問題なのか、自分ならどう解決するか、何が今できるかを考察してくること、というものでした。

どんな見解があるのか、週末にかけて徐々にあげていきます。まずは、この半年に感じた「成長」についてです。

子どもの成長は、親にとっても教師にとっても、なによりも嬉しい誇りに思うものです。でも、その成長を誰よりも嬉しく誇りに感じているのは、子どもたち自身でしょう。

「成長」には、こんなにもいろいろな形と感じ方と認識の仕方があるものなのだと改めて感じます。

「プレゼンをすると聞いて、本当にいやだったけれど、逃げずに、わからない所は先生やホストの力も借りて、繰り返し繰り返し練習して、Level 5の評価をもらえた時は、本当に努力は大切なんだと確信しました。」

「しなければならないことだからするという勉強ではなく、自らしようと前に出るようになりました。自分でも驚いています。」

「日本にいる時は、両親に対しての感謝の気持が薄かったように思います。オーストラリアに来てから仕送りやお小遣いをもらうたびにとても申し訳ない気持になり、もっと感謝の気持を伝えるべきだと反省しました。そして、その分もまでももっと一生懸命に勉強しようと思っています。」

「一番大きな成長は、日本を客観的に見られるようになったことだと思います。日本の実態や日本と海外との関わりなど、日本にいたときには考えなかったようなことを考えるようになりました。」

「日本にいた時は、毎朝用意されたお弁当を持ち、洗濯なんてお母さんの仕事だと決めつけ、手伝いもしていませんでした。ランチも洗濯も自分でするようになって、改めてお母さんにとても感謝するようになりました。」

「学んでいる英語が着々と自分の物になっているのを感じています。まだ、TVや映画を完璧には理解できませんが、英語を聞いて、情報を仕入れることに抵抗がなくなりました。」

「半年経った今では、前よりも格段に自分の伝えたいことを英語で表現できるし、とっさに、誰かに話しかける事も、電話で話すのも、全く怖れることなくできるようになりました。」

「今までは,親や周りの人にやってもらっていたことを自分でやらなければいけないという意識が できているので、何事にも自立してできるようになっていると思います。」

「英語の中に居る時に、日本人だから私の英語は甘くみてよ、と思っている自分がいたことが学習の一番の妨げとなっていることに気付きました。第二の言葉になるようにがんばらないと。」

「英語は、最初の頃に比べて本当に伸びたなと思います。どの授業も80%は理解できるようになりました。ほぼ100%英語が理解できて、きちんとした受け答えができるようになりたいです。」

「身の回りの整理整頓が、自分の英語力や精神的な成長を促すものであると気付きました。最初の頃、ファイルの整理があまり得意ではありませんでした。そのためか、復習する時など時間がかかり、あまり捗りませんでした。また、ダイアリーなど書き込むことも面倒くさくあまり書かないので、宿題を忘れることも多々ありました。このようなことがTerm 1に続き、テストの結果は悪くはなかったといえ、勉強習慣は最悪でした。何度か先生との話し合いがあり、ファイルの整理ができるようになり、ダイアリーにも書き込むようになった結果、授業にも集中できるようになり、テストでも良い成績が残せました。このように、自分の周りを整えていくことが、大きな成長につながりました。」

「特に感じるのは、人間性の面での成長です。多数のボランティアに参加してみて、人の役に立てるということが、どれほど嬉しいことなのかがわかったからです。また、自分が思い切ってやってみようと決めたSRCでは、リーダーシップはどういうふうにとるのかということが学べて、人の前に立つのが嫌でなくなりました。」

「最初は緊張していて、ホストとすぐ打ち解けられず、2人のブラザーとも2日間くらいは何も話せませんでした。今では、2人の小さなブラザーズの面倒を見ることをマムから頼まれることもあり、本当の家族になれていると感じます。自分の心を閉ざさず、100%オープンにして言語の問題にも怖がらずに接すれば誰とでもうまくやっていけるのだということを学びました。」

 

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る