シドニー市内での1日 前半
投稿日:2014年7月26日
あいにくと小降りの朝となりました。
みんな同じ方向からのバスに乗り、9時半にQVBの前に集合。一人風邪のために参加できなかったのが残念(夕刻までには少し調子が戻ってきたようですのでまずまず安心)です。
市内のど真ん中にある巨大な公園、ハイドパーク。名前は、言うまでもなく、ロンドンのハイドパークからもらってきたものです。真ん中にある噴水には、ギリシャ神話からの神々の物語が彫刻で再現されています。
シドニーは、世界のどこにあってもブレンドしてしまうような都市ですが、セントメアリー寺院は、ひときわ特徴を放っています。中に入れば、ヨーロッパの教会に迷い込んだ感じになります。撮影禁止なので、ステンドグラスをお目にかけることができません。生徒たちは、どのくらいでしょうか、相当長い間椅子に座り、荘厳な雰囲気に浸っていました。
教会の外には、メアリーマキロップの像があります。スワンヒルに留学した卒業生たちには、馴染み深い名前です。バチカンで、数年前に聖人として認められました。
アートギャラリーでは、幸運が待っていました。なんと、日本人の方が無料でガイドをされていたのです。全作品とはいかなくても、ポイントをついての説明は、ギャラリーの作品の理解を雲泥の差とします。本当にラッキーでした。
このヒラヒラのテープは、ナイキ サバスというシドニー在住のアーチストが6万本ものリボンを使って作った芸術品とのこと。光と色の戯れを表現する印象派の流れと安っぽいテープを組み合わせることが特徴で、光と色の変化を上手に出しているとのこと。これもガイドさんの説明がなければ、ただのお祭り感覚で通り過ぎてしまっていたところでした。
次回で、いくつかの作品をご紹介します。